大応山

 【山   名】      大応山   406m
 【登  頂】    H20,3,29
 【アクセス】   国道2号→国道188号→県道112号
 【コース】 
      112号脇登山口→三叉路→廃屋→巡視路標柱(13・14番)→岩国市街の展望地→14番鉄塔→
       尾根道合流→ピーク
→鞍部(変則四差路)→大応山

   
 【メンバー】 同道二人  
 【概  要】

  ○ 県道112号を北上し麻生田トンネルを越え、切り割りが途切れると左側に一部が舗装された広い駐車地が
   ある。海側が大きく開け右下には梅ヶ丘団地がみえる。
トンネル方向へ50mぐらい引き返すと、歩道右側に
   黄色ガードレールがあり、谷川
と細い舗装路が登っている。ここが登山口だが標識類はない。舗装道を少し進むと
   民家との分岐が
右に上がっている。道を直進し先の古いコンクリート橋を渡ると林道は石こ
ろの地道となる。沢は
   右手下に変わり、間もなく左に細い分岐があるがここは直進して進んで行く。
途中、右下に趣のある滑滝が見られ

   る。林道の右対岸には孟宗竹が繁茂し、道の脇には良質の篠竹
が茂る。進むとその先で倒木が道をふさいでいる。
   道は左手に小堰堤を見送り、橋を渡って右折す
る。


     谷水の流れる道はここで細くなり、右手に杉植林された棚田跡が現れてくる。本道は上方に直
進するが、左右に
   も細道が分岐する三叉路に出会う。但し標識などはないので、注意しないと見落
とすかも知れない。直進の道の方

   が明瞭だがここは右折する


     棚田跡の石垣沿いに狭い細い道が進んでいるのでこれを行く。すぐ現れるコンクリート橋を渡ると深い竹林にな
   り、右に方向を転じる。登るとすぐに左手に、既に竹林に埋没しつつある廃屋があ
る。ここを過ぎヒノキ植林地を
   過ぎると、やっと明るい山道なる。進むと小平坦地に出るが、ここ
は左手にある中電巡視路の13番・14番標識
    を左に折り返し登ることになる。道は一見、右方向
にも進入出来そうなので要注意。


   
  ここからは、道は山道らしくなるが非常に手入れが行き届き快適で、緩急を繰り返してジグザグ に進む。正面に
    14番鉄塔が見えてくると傾斜も緩くなり右手に展望地 が現れる。展望地からは東
から南にかけての眺望が得ら
   れ、梅ヶ丘団地、岩国市街・藤生地方面、岩国城・錦帯橋、岩国山、
経小屋山、宮島などが見られる。はるかに
    霞んでいるのは四国だろうか。


  
   ここからはすぐに14番鉄塔で南方面に少し展望が開けている 道を進むと中電巡視路の10段ほどの黒いプラ
   スチック階段が現れる。すぐに14・15番鉄塔の標識があり小ピー
クに至る。ここから一旦ピークから降り、
   鞍部に下るが左からは道らしきものが上がっている。少
し進むと右手が急傾斜となったヒノキ植林地の山腹の細い
   道を巻きながら進むことになる。谷からは
冷気が吹き上げてくる。


     道は山腹から別れて右手に登りながら進み、尾根道に合流 する。合流する
と左折して尾根道を進むことになる。  
   合流点には白テープが巻かれ、立木には大応山と書かれてい
るが判明しにくくなっている。この道は米山・大応
   山・城山の縦走路らしい。右折して小ピークま
で行ってみたが展望は得られなかった。道は良く踏まれ快適な道で
    ある。


    山道は次の小ピークに向
けて山腹を巻く形で左に進むがここが要注意点。そのまま進むと道が怪しくなる。左に

    巻く地点
で青の荷造り用テープがあるので、ここで右に斜面を登ること。後は要所に荷造りテープがある。
登った
   先は少し平坦な道となり、正面の梢越しに大応山の山頂が見える。2分ほど急降下すると鞍
部に出る。


    ここは縦走路に対して別の道が斜交する変則的な四差路となっている。小さな木札が掛
かっているが読めな   
   い。左の道の立木には
×印や進入禁止マークが書かれている。右の道は余り手入れされているように
見えな
    い。ここからも広い快適な道が続くが、すぐ急傾斜となる。あたりは最近伐採された様子で
背後には知らない山
    並みや岩国の市街などの大展望が開けている。


    木の根をつかみ、急斜面の虎ロ
ープを頼りによじ登ると間もなく傾斜もゆるむ。松の点在する歩き易い尾根道を
   進んで行くと大応
山山頂に到る。


    山頂 には三角点と立派な山名の書かれた表示板、ケルン、20,2,20付けの記
念板がある。ここまでの登山
   路には尾根合流点からのテープを除いて、一切案内標識など見あたら
ないが、やはりこの山も愛着を持って手入
   れされている人があるのだろう。
山頂からの展望は意外に少ない。東方向に愛宕山の造成地などの岩国市街地、

   宮島など瀬戸内海の展望が広がっている。西方向は少し伐採され
塔の林立するのは高照寺山などが確認できる。

   なお、山頂から南に縦走路が下っているようだが、余り利用されて様には見えなかった

                                                   広島里山紀行 記

         ここから進入します
     
 
     かつてはここまで人家が
    
 
          展望地です
     
 
       従走路に合流しました
      
  気持ちの良い道が続きます
     
 
     本当によじ登ります
    
     手入れされた山頂です
     
 
  岩国市街地の向こうに宮島が
     
 

  
                                      展望所から

     
                                  山頂直下から

         
                              山頂からの展望

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