【概 要】 |
○ 「山賊」の店内に入りお土産コーナーとトイレの間を抜ける。するとすぐ魂結成神社入口の看板
の左手に小さな廿木山登山口
の標識がある。「山賊」の裏手になり忠犬がいて吠えたてる。細道は直
進しているがこれを行かない。「山賊」の渡り廊下の右手、犬のいる位置の右手に中電補修路の急な細い
階段が登っているのでこちらに進む。道は急ですぐヒノキの植林地になる。傾斜が緩むと左手に鉄塔があ
りその脇を進む。植林はこの辺りまでで過ぎると広葉樹の紅葉が楽しめだす
。
しばらく緩やかな道を進むとまた急登、そして平坦な道。再度の急登をこなすと270m表示
のある
ピークに至る。ここを下るとすぐ分岐があり、廿木山は右と指示されている。左は鉄塔の道である。穏や
かな道を進むと左に分岐があり梅津林道とある。左に入ると1分ほどでピークがあるが展望はさほど無い。
この先は急落した道が延びている。もとの道を左に谷を見ながら緩やかに進むと空が明るくなり、登り切
ると切り開かれた展望地である。
展望地
は一本松が印象的である。ここからは東から塔が森、高照寺山、南に氷室岳、竜が岳、西目前
に蓮華山が見える。更に遠く室津半島の風車群が判明できた。展望地からは山頂らしきピークが望める
。
穏やかに登っていくと表示はないが、左に踏み跡がありこれが一の滝観音への道であろうか。さらに進む
と道は右に向き最後の急登になる。途中右にテープが巻かれているが道はウラジロの葉に消えている。
登り切ると山頂である
。
山頂
はかなり広い三角点の広場だが視界は南方向に僅か切り開かれているだけである。情報ほどでは
ないが展望はよくない。山頂から東側に細い道が下っているが余り使われていないようだ。
この山はロープ類はないし、道はしっかり手入れされているが登山者は少ないらしく荒れていないのが
よい。
広島里山紀行 記