岩国弥山・柏木山

  【山 名】              岩国弥山・柏木山   436m・519m      
 【登 頂】      H21.2.12
 【コース】    
                      ○ 駐車地→弥山山頂→尾根展望地→柏木山分岐→変則四差路→直下分岐→柏木山頂

                      ○ 柏木山→直下分岐→変則四差路→柏木山分岐→展望地→日宛神社→駐車地

 
 【概 要】

   ○ 国道2号を岩国IC方面に向かい、錦帯橋への分岐を通過しトンネルを抜けた先の下多田交差点
を美和方面
   に右折して県道59号岩国錦線に入る。道が右にカーブする付近で美和
17km/弥山6km
の標識に従って左の細い
   県道59号へ進む。ここまでは中央線のある道である。左側の道へ取り
阿品の集落内を進むと1.5km程で
   また分岐路に出会う。

   ○ 弥山
4kmの看板がある(左に取ると国道2
号線へ4km)。ここを右に取り道幅が狭く一見林道のような
   59号を登り進む。(本来は直進
し、岩国市阿品簡易水道施設の右手の広場の岩国弥山の登山口から参道を
   登る計画であったが無意
識に59号を進んで方向転換も出来ず車登山となった)。

  
  ○ 要所要所には山口県特有の黄色に塗られ
たガードレールが施されているが道は狭く、出会ったのが軽トラでよ

   かったが離合は困難。途中右側
に林道の分岐が1箇所ある。ヒノキ植林地の中は薄暗い。途中、斜面を、コン
   クリートで落石防止工
事された所を通過するがこの辺が一番道が曲がりくねっている。この辺りは視界も
   得られるがかな
り高度を稼いだことが感じられる。
    
  ○ やがて、峠の頂上で、玖珂郡美和町の看板が見える(岩国は14
km、美和町は10kmの表示がある)。
   ここの大きな「弥山社は左」の看板を左折し、やや路面の
悪い舗装路が登っている。この峠で県道は直進し、右に
   林道日宛東線が登っており駐車スペースが
 
ありここに駐車。

   ○  弥山への舗装路を進み10分ほど歩くと、鳥居と車が数台位止められるかなり広い広場がある。進むと先で道 
   が2分するがどちらをとってもよい。今回は左進むとすぐ赤瀧神社に出た。ここまで車
も可能である。
   山頂には三つの社がある。まず左手の弥山社(弥山堂)に向かう。弥山社の先は本
日予定していた参道からの登
   山道が来ているがかなりの急登である。
    
  ○ 左手の鐘突堂先には三角点
設置してある。ここからは少し霞んでいるが眼下には阿品地区の集落が広がり、
   はるか先には瀬戸
内海を眺めることが出来る。再び赤瀧神社に戻り石段を下り、大鳥居を潜り階段を登って日宛
   神社
に着く。ここには1階がガラス張りの部屋で屋上が展望台となった建物があり、展望台からは周囲 に素晴ら
   しい景色が広がっている。南方面には岩国の高照寺山、柳井の氷室岳も眺めることが出来、
北側には羅漢山、
   三倉岳、白滝山、さらにははるかに大峯山などが見られる。


  ○  柏木山へは日宛神社の階段を下り、表示も何もないが日宛神社の石垣沿いを西へ向かうことにな
る。山道は
   急落し植林帯の中を下る。5分ほどで道はすぐ両側が切れた植林地内の快適な尾根道と
なる。植林地を抜けると
   弥山から10分で南方面に開ける明るい展望地に着き、眼前に山並みが展
開する景観を楽しめる。
   
  ○ 展望地を過ぎ数分程度進むと右手に十三丁の丁塚が倒れており、この道が
参道であることが分かる。展望地か
   ら8分ほどで目印のテープがつけらた柏木山への分岐が右に登
っている。左の水平道は杭名登山口へ続いているが、
   そちらから来た場合は分岐の手前に「弥山、
柏木」山の表示がある。


  ○ ここからの道は山腹左に付けられ弥山からの道に比べ山道の趣が増す。分
岐から10分程度進むと梢から山並
   みが展開し、西方面には柏木山の山頂が見えてくる。この先一
旦軽く下り、小ピークに登り再度ジグザグに下っ
   ていくと分岐から23分余りで峠に達する。ここは変則四差路となっている。


  ○ 
左からは杭名からの道が登っており(先ほどの分岐点の道はこれにつながっている)、右の水平道は柏木山へ
   向かう道である。峠の杭名方面へ数メートル下ったところに「山頂」の表示があり、
正面の急斜面に柏木山への
   尾根道が登っている(今回は登り時には見落とした)。


  ○ 道を右に取り柏
木山を巻きながら進むと四差路分岐から10分ほどで左山腹が崩落している個所に達する。
   ここは
崩れやすい砂礫が堆積しているので注意を要する。崩落地から5分で分岐 に達するが手製表示があり左斜
   面に登ることになる。直進もよい道だがどこへの道だろう。


   ○ ここまではほぼ平坦な道で歩
きやすい。ここからも落ち葉を踏んでの緩やかな登り道だが踏み跡をたどる感じ
   である。10分ほ
ど歩くと突然急な岩場が現れる。古びたロープが掛けられているがロープは既に巻かれた木に
   飲み
込まれつつある。ロープや木の根に助けられながらやっとよじ登ることになる。岩の上から山並み
が望める
   が山名は分からない。
    
  ○ ここからは急な細い尾根の上を歩くことになるが実に心地よい道で
ある。5分ほど登ると小ピークなり、左手
   によい道が延びている。表示はないがこれが四差路から
の急登の道である。右手に進み一旦軽く下りて登り返す
   と小ピークから5分余りで大きな一本松の
立つ柏木山の山頂である。


  ○ 山頂には三角点があり10名ほどがやっと憩える平坦地となっているが、狭い山頂の先は断崖絶
壁である。
   山頂からは北側の視界は得られないが、南から西方面の展望が広がり、南に高照寺山、
氷室岳、眼前は蓮華山が
   確認できる。その他連なる稜線も美しいが残念ながら山名は分からない。
また霞んでいるもののはるかには瀬戸
   内海が見えている。一本松が印象的な素晴らしい山頂である。

     
  ○ 下山は弥山に向かって元来た道を引き返す。快適な弥山道を通って日宛神社に着き展望台で休息した。

 

                                                                                          広島里山紀行 記
   
 

      





 デジカメが不調で携帯の画像です


 日宛神社の展望台からの展望
 はるかに三倉山、白滝山などが望めます









 柏木山の山頂です
 眼前には蓮華山が望めます
  さらに高照寺山、氷室岳も
      

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