等検境

 【山名】         等検境 916
 【登頂日】    H20,5,26
 【コース】 

   ○三次IC→県道39号→国道432号→杉戸篠原林道→林道大万木線
   ○新生坊峠駐車場→林道大万木線終点→等検境入口→等検境展望台→958ピーク下→最終地点
  

 【概要】
    ○ 王貫峠の手前で百姓庵の看板を左手にみて、左折して篠原集落に入り杉戸篠原林道を走る。篠原集落の最終民
   家を越えしばらくすると、林道は狭くなり、平成18年の毛無山登山のとき見た豪雪の被害後はガードレールも
   未補修である。道は両側からの草もせり出し、春先のようには走れない。左手に大万木登山口を見て約100m
   ほどで、駐車場のある新生坊峠に着く。ここからは視界が開けて正面に等検境が望まれる。


  ○ 新生坊峠から道が二本延び、右下に下る道は吉田町杉戸に向かう杉戸篠原林道、左の道は林道大万木線である。
   こちらを進む。一時土砂崩れで交通止めとなっていたらしいが今は復旧している(18年当時は進入禁止であっ
   た)。しかし、路上には小石が散乱し2個所はかなり大きく崩落していた。ゆるゆると走ると、左手山側に大万
   木山まで1.7km、そして等検境2.7kmの2つの案内標識が立っている。5分ほどで、突然、行き止まりとなるが、
   道はさらに下って大万木山滝見コースにつながっている。以前、大万木山登山で滝見コースから登ったときは、
   この舗装路ここまで歩いてきた記憶がある。
    ここには左手に「県民の森(頓原地区・吉田地区)」の案内板が立っており、登山路が登っている。手軽には
   ここか、先の1.7kmの所を使うと良いわけだ。広い駐車地もある。

 
  ○ ここから「等検境オコナデ駐車場」の案内標識に従って右手の登山道へと入る。一旦下り広葉樹林の中を歩く。
   意外にも道は砕石が敷かれた遊歩道の趣きだが、余り歩かれているようではない。ただ草は少なく歩きやすい。
   ブナの幼木も混じる落ち葉を踏んでの気持ちの良いプロムナードだ。登りの個所は何れも階段が設けられている。
   2個所程階段を歩くと上空が開けて、25分で標高約950mの等検境展望台に着く。


  ○ 展望台は随分広く平坦であり、ベンチも二組設置してある。一部木の陰になるが大パノラマが展開し、眼前に
   は東から南方向に鯛ノ巣山、吉田毛無山、大万木山の山並みが見られる。新生坊峠のキレットの奥は猿政山だろ
   うか。北方向が等検境となる。


  ○ 等検境展望台から下り、ブナ林の中を進んで行くこと7分で954mピークの分岐に着く。ここは巻き道を利
   用し更に等検境を目ざす。道は下りとなり、すぐ視界が開けて正面に等検境が大きく見えてくる。しばらくは西
   斜面はヒノキ植林、東斜面は広葉樹林である。ここを過ぎると展望が開け前面には鯛の巣山、吉田毛無山、大万
   木山があり、さらに山並みが連なっている。道はジグザクしながら鞍部まで下っている。


  ○ 等検境へは直登の急坂が登っているのがよく見える。日差しは昨日とはうって変わり暑い。真夏のイメージ。
   ということで展望台から30分の地点であえなく挫折、撤退。

                                 
                                            広島里山紀行 記
  
 

     登山口です
   
    ブナは幼木です
   
   展望台に着きました
   
  
    視界が開けて
     
   等検境はまだ遠い
    
   吉田毛無山の遠望
    
    大万木山の山塊
   
    木陰に救われる
   

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