傘 山
                                                               

 
 【山 名】   傘山
 【標 高】  649.9 m
 【場 所】  大竹市玖波町
 【登 頂】  H18.1.15
 【アクセス】  国道2号線→県道42号→谷和林道
 【コース】


 ○谷和林道登山口→第二鉄塔→保守路合流→亀岩→展望岩(天狗岩)→526mピーク→反射板→展望岩→
  直下鞍部→東峰三角点→西峰
 ○西峰→ザレ場→谷・尾根コース分岐→第二ピーク→展望岩→鉄塔→下山口→駐車地
 【情 報】

 ◆駐車場:林道路肩
 ◆トイレ:なし
 【メンバー】  同道二人


 

                                  【概  要】 

  ○ 玖波に入り国道2号線から新恵川橋交差点を右折し玖波駅を右に見て河原連山方面に北上する。「谷和 
  (だにわ)」の標識に従い左折して谷和集落への谷和林道を進む。約3km程度で傘山登山口 の標識がある。
   路肩に数台の駐車可。

  ○ 林道法面に設けられた階段を登るとすぐ鉄塔がある。鉄塔からシダの被る道となる。シダの道を登り送
   電線の真下を通過してすぐに鉄塔巡視路に出合う。ここは標識に従い尾根道を登る。正面に526mピー
   クが見えてくる。
落ち葉の道を登るにつれて左右の景観が開け、左手に忠四郎山、高鉢山、右手に経小屋
   山が望める。ついで亀頭岩を過ぎ岩場を乗り越えていと526mピークである。

  ○ 526mピーク から一旦シダの道を下り登り再度登り返したところが次のピークで、眼下に宮島、大竹
   を望む展望は素晴らしく休憩適地。ここから反射板に至るまでにも、途中数カ所に展望の利く休憩適地が
   ある。
このピークから少し下り雑木林の中を進んで登っていくと反射板のあるピークに着く。

  ○ 反射板 の裏からは佐伯町や湯来町方面の山並みが見える。一旦、鞍部まで下り登り切ると三角点のある
   傘山東峰に着く。鞍部で右に進むと展望岩にでるが十分な高度が得られる。この岩を登る人がいるのだろ
   うか。ここまでは山頂直下の鞍部を除いて落葉低木で、展望を楽しみながら快適な山歩きができる。

  ○ 傘山は双耳峰で東峰 に三角点があり円形スペースも広いが、西峰は岩峰で狭いものの展望は優れ、ほぼ
   360度と言える。西から北東方向は西中国山地の羅漢山、吉和冠山などが、南東から南方向は瀬戸内の
   島々が見える。

  ○ 西峰 には電波塔がある。下山は電波塔建造物の前を降りる尾根コースを利用。使用した尾根道は山頂直
   下が風化花崗岩の岩綾の急降下で、滑りやすく登りに使用すると厳しいかも。鞍部で南東方向に谷道コー
   スが分岐するが、以前に比べ樹木が生長し歩きにくそうで夏はマムシ情報もある。今回は分岐から尾根道
   に入って鞍部から少し登り返し下って行く。

  ○ 尾根のコース は谷を挟んで登りに利用したコースを望むが、適当な展望地や休憩スペースは無い。唯一
   は下山口まで20分地点にある展望岩のみである。下りは低いピークを2つ越すだけで気分的には楽くで、
   道は十分踏まれているものの草をかぶる。鉄塔を越えるとすぐ谷和林道である。
    所要時間には変わりがなく、また登りの登山口まで舗装林道歩きが15分ほど必要になる。
   登山者多数、人気の山か。北斜面には残雪がある。
                                          広島里山紀行 記
 


 
   宮島、大竹の展望が
   
  反射板先の展望岩です
   
      西峰です
   
   下山は砂礫の道を
   
    滑りやすい道です
   
  谷コース、尾根道の分岐
   
  シダをかき分けることも
   
    下山路の展望地
   
         
                               天狗岩からの展望です 


 
 
                     
                  この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
                  及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)
                  カシミール3Dで作成し加筆したものである。(GPS軌跡ではありません)


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