野貝原山

 データ 



 【山  名】  野貝原山
 【標  高】  720m
 【登  頂】  H18.2.18
 【コース 】


 ○林道駐車地→林道終点橋→滝→2番目分岐→3番目分岐→舗装路三叉路→
   旧車道ガードレール→山頂三角点
 ○山頂三角点→方位岩→雨宿り岩→円形鏡岩→ミニ団地登山口→林道駐車地




 山行記

                             【概   要】                             

○ この山は一周コースを通じて標識は一切無く、テープも最小限である。野貝原信号機のある明石三叉路を右折し、少し進み左折して一車線の林道野貝原線に入る。
  大歳神社鳥居前を通過し、すぐの変則交差路を右折山側に進むとミニ団地がある。団地の用水タンク(角形)に古い手製標識があり、墓地の下が古代参道登山口となる。この辺りには基本的に駐車地スペースはない。

○ 今回のコースはこの古代参道登山口から登らず林道を直進する。自動車修理工場と最後の民家を過ぎると、砂防工事標識があり進入禁止となる。ここは回転スペースがあり駐車が可。本来はさらに進入できるが、平成17年の豪雨でここから先の50メートル程が道床が洗われアスファルトが波打って通行不可となっている。
  この個所を過ぎると何事もない道となる。林道の両側は、宮内小学校や的場講山林などの植林帯が続く。ダラダラと30分ほど進むとコンクリート橋があり終点となる。本来はここに駐車可能である。

○ 橋を渡るとすぐ幅2メートルほどの地道となるが、ここも水害跡で沢歩きのようになる。進むと分岐点になるが、直進のがれき道を進まず右折して良い方の道に進む。程なく現れる分岐も道なりに右折するが、左折するとすぐに滝がある。
  全体に緩やかで幅も広い道が続く。頂上までに現れる1/15000地図上の3つの分岐点はいずれも左(場所的には直進の感じの個所もある)を進む。


○ 地図上の1番目の道は左折する。鉄塔へ向かう直進の道幅が広いので、そちらに進みたくなるが直進すると直ぐ崩落している。2番目の道は今回は分岐点に倒木が被さっていた。途中数カ所、左が崩れ落ちた崩落地を注意して進むことになる。

○ 道がなだらかになり、自然林が増えて左手に廃棄タイヤの山が見えると、程なく地図上の3番目の道(青いコーン型の道路工事用の標識がある。荒廃した車道は広くて、古いガードレールが隠れている)が現れ、注意すると小さいテープが着いている(このテープは後に、三角点進入点でも見る。ここにも青コーンがある)。今回はここは途中まで進み引き返し、改めて来た道を進むとすぐに舗装された三叉路 に飛び出した。

○ 右折すると旧ホテルの方になる。今回は直進し空き地で遅い昼食とする。元の三叉路に戻り、旧ホテルの方に進むが、高圧線の下あたりの左手に人造湖が見える。ここを過ぎると右にガードレールのある進入路があるのでここを入る。

○ 荒廃した道の大きく左にカーブした先に、小さいテープ片が左の山に向かって付いている(左後方に向かって登ることになる)。もしここで進入しないでそのまま道なりに進むと、広い広場に到着するが道はここでとぎれ、先は不明瞭な踏み跡らしきものがある(舗装三叉路に出る直前の地図上の3番目の道のテープは、ここに出ることを示しているのであろうか)。

○ 三角点を目指し、テープに従い山道(道幅は広い)にはいると数分で三角点。
 山頂三角点のある場所は広く開かれ一つ岩がある。展望は悪く岩の上から梢越しに少し宮島、阿品方面の展望が開けるのみである。

○ 下山は広場から南に下る古代参道をとるが、下山口からも少し阿品、船倉山などがみれるが、落葉時期でないと無理であろう。
  下山口から2分で方位岩が現れる。上部は平坦でここからも旧ホテルや船倉山、大野権現山などが望める。ここでコーヒータイム。

○ 方位岩からすぐ左に道が進み、虎ロープが張られている。この道は奇岩巡りの道である。今回は岩からテープに従い直下に急降下する。程なく踏み跡も定かでない谷筋をテープに従い進むことになる。谷を渡ると山際の道になり、雨宿り岩にでる。岩の右には奇岩巡りの道が進んでいる。

○ 下山道は雨宿り岩を直降下する(登ってくる場合は岩の左側を方位岩に直登することになるが、テープもなく気が付かないかもしれない。岩の右を進むと奇岩巡りコースを経て山頂へ)。奇岩巡りコースを利用すべきでしょう。

○ ここからも終始、急坂を下山することになるのだが、自然林が主体で快適な歩きとなる。但しマイナーな登山道だから、草刈りなどの整備は無く、至る所に倒木がある。草がかぶると歩きにくい。掘り割りのような場所を下りようやくミニ団地側の登山口に着いた。本日は他の登山者には出会わなかった。                                                             

                                             広島里山紀行 記


 アルバム 


               
    山頂三角点です        方位岩    谷筋は大変な急坂      とにかく大変
  
    
                                      山頂三角点
 
                     
                                      宮島方面の展望
 
                         
                                      コース概念図

                    この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
                     及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)

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