【概 要】
○ 中峠バス停からは権現山が指呼の距離に見え登山意欲をそそる。佐伯工業団地をまっすぐ進み、青光団地に入って左折、再度左折して進むと貯水槽がある。ここが登山口になるが特に表示は無い。
林道跡と思われる荒れた道は沢の中を進む感じになるが３０分ほどで分岐点に達する。ここは左に取るが大変な急登が始まる。
○ 登るにつれて岩の間や岩をよじ登るようになる。樹木をつかみながらの登りではあまり展望を楽しむ余裕もないが、途中の岩からは北、西方向の視界が得られて吉和冠山や傘山などが確認できる。小１時間がんばった末、急登を耐え大きな岩の間を抜けると山頂である。
○ 権現山の山頂には権現山の表示と風雪に耐えた祠がある。山頂の大岩からは眼下に工業団地が見える。また北西から北東にかけては芸北の山並み、吉和冠山、大峯山などの展望も得られる。
○ ここからおむすび岩を目指す。山頂を巻くようにして急降下すると鞍部に着くが、ここからマンサク湖への道が降っている。２つくらいのピークを越えて尾根道縦走すること約１時間でおむすび岩に到着。この直前にちょっと見落としやすいが烏帽子岩山、船倉山への分岐がある。
○ おむすび岩は名のごとくおむすび形の今にも転げ落ちそうな小さな岩が乗っている。展望はよく南から北西に開ける。眼下にマンサク湖、さらに宮島、経小屋山、傘山、三倉岳、羅漢山などが確認できる。ここで昼食。
○ ここからは大野自然観察の森マンサク湖に向かって降る。おむすび岩の側を下るが、道は大変荒れていて木製の土留も役をなしていない。傾斜が緩くなり樹林の中を進むと山頂から５０分ほどで湖畔に着く。
○ 管理棟で見学休息の後、下山開始。１時間３０分の長い急な林道歩きの末、ＪＲ前空駅に着いた。
広島里山紀行 記
ここが登山口になります
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分岐の鞍部です
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権現山への急登です
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権現山の山頂
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おむすび岩です
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長い林道歩きの始まり
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 Ｆさん提供  ベニマンサク |
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この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000（地図画像）
及び数値地図50ｍメッシュ（標高）を使用した。（承認番号 平23情使、第577号） |