安芸小富士・下高山
【山 名】 安芸小富士・下高山 278.1m 203 m 【登 頂】 H19,1,14 【コース】
○似島学園登山口9:53→いのちの塔9:58→国旗掲揚台10:08→家下コース合流10:19→
小富士山頂10:39
○小富士11:18→学園コース分岐点11:32→家下コース・展望台コース分岐点11:35→
四差路11:50→通学出会い12:01→下高山登山口標識12:02→登山口12:15→
主尾根12:30→下高山山頂12:46
○下高山13:21→似島港14:00
【概 要】
○ 桟橋を下り右手が似島学園。本日は団体20名が同乗しているため一足早くと登山口へ急ぐ。登山口は校舎の
間を抜けて突き当たりの建物(講堂)の左手の階段を上るが道標類は無い。「いのちの塔」(塔へは登路途中で
右へ取る)から国旗掲揚台までは花崗岩で滑りやすい急傾斜が続くが、コシダの道は明るく快適。
掲揚台からテレビ受信アンテナを過ぎ、しばらく登ったところで家下(やじた)からのコースと合流する。分
岐を右にとり山頂に至る主尾根に乗るがやはり花崗岩の登り。途中の岩稜からは下高山、家下の港が素晴らしい。
○ 道が平坦になると安芸小富士。山頂は眺望抜群で登路方向の一部を除いて展望が開け、雪を抱く芸北の山々も
望める。ただ航空標識灯だけは無粋だが。団体の到着と同時に下高山を目指して下山開始。学園からの登路との
分岐まで戻り南(右)へとり展望台、家下方向へと向かう。
○ ここからは右に急降下し、道は急に不明瞭な雑木林の山道に変わり、一瞬道を間違ったかと思う。倒木の中、
陣地跡と思われる個所を過ぎ、一旦穏やかになり小ピークを越えると、次の分岐、展望台コース・家下コースの
分岐点に出会う。
ここからも急坂の荒れたコースで、右にテープの巻かれた竹林をみて下るが、およそ似島港からの主コースと
は思えない。竹林を抜けると四差路となっている峠にでる。右は家下・似島港、左は少年自然の家、直進の小篠
の茂る尾根道は墓となっているがこれを進む。
○ 程なく左が開けた畑を通り抜け、墓所を過ぎると似島港からの舗装された通学道に出る。左に1分進むと下高
山登山口が右手に舗装で登っている。
登山口から谷筋を登り尾根を回り込むと、右にミカン畑を見ながらの平坦なトラバース道となる。まもなく道は
雑木林の中の道となり終点に分岐がある。直進は学校方向。右に道を取り登りにかかる。尾根道からは谷を隔てて
左手に目指す下高山が見える。
○ やがて下高山を示す標識のある平坦な場所(主尾根)に出るが、ここは大きく左折して176ピークに向かう
個所である。なお左折点で反対側の谷に下る道(後述)が隠れているが、一見道らしくもなくテープ類も無い。
ピークで大きく左折し、快適な尾根道を進むと下高山が眼前に。覆い被さるような大岩を過ぎるとそこは頂上。
○ 山頂は貸し切り。無風の小春日和。空気も澄み東に絵下山、南に江田島と能美島、西に弥山や大野・廿日市の
山々、北に広島市街と正真正銘の360度の大パノラマが広がる。大野権現山の後方は羅漢山であろうか。
○ 下山は176mピークを越え、主尾根の終端で右手から登って来る正規登山道の合流点のところから左手に下
る道に入る。
前回も利用したが、今回は進入口は全然判明できないぐらいヤブ化しているが、突入するとシダの茂る道には
古い細引きほどのロープが二個所あり程よく踏まれている。ただイバラが鬱陶しい。前回は雑木林を抜け畑地の
ところでテープのある二分する道を左にとり、トラバース道を進み畑の脇を通り民家の細い路地を抜けて寺の所
に出た。今回ではその畑がヤブ化してテープも見つからなかったが、右に踏み跡をたどると前回通りトラバース
道に出ることができた。左には墓石が一つあり、進入できそうにも見えたがそこへの道が消えている。2年の間
にも過疎化が進んだと云うことだろうか。
広島里山紀行
岩稜からの家下の港
小富士の山頂です
広島市街と宇品港
五日市方面の展望
下山途中からの下高山を
トラバース道から
小富士が遠くなりました
下高山からの能美島
小富士山頂から広島湾を
トラバース道から
下高山から能美方面を
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