岩 船 岳
データ
【山 名】 岩船岳 【標 高】 466.6m 【場 所】 広島県廿日市市宮島町 【登 頂】 H20,3,21 【アクセス】 JR宮島口駅(広電宮島口)駅→フェリー宮島口→宮島 【コース 】
○多々良林道登山口発9:25→先峠(青海苔浦乗越)9:40−9:43→多々良浦旧分岐10:01→
陶晴賢碑分岐10:03→展望岩10:15−10:20→351mピーク10:25→八畳岩10:45→
青海苔浦分岐10:50→大川越10:52−10:53→海軍省碑11:15→東峰11:38−11:40→
中峰11:50→岩船岳11:55→展望岩12:02→東峰12:14
○東峰12:45→大川越分岐13:19→青海苔浦分岐13:22→八畳岩13:35→351mピーク13:50→
展望岩14:00→陶晴賢碑分岐14:08→先峠14:29→登山口14:40【メンバー】 美9名
山行記
【概 要】
○ 林道登山口は「奥の院、桟橋、青海苔浦」と書かれた標柱があるが肝心の「岩船岳」とは書れていない。奥の院
の向かい左側からは前峠からの道が来ている。標柱からすぐ右に入ると沢の中を行くことになるがすぐ終わる。
早速、急登が始まる。この先の先峠までの標高差は100mで勾配はかなりきつく短いしロープもある。
15分で峠に出る。青海苔浦乗越 とも書かれてる手製の古びた標識があり、ここで左手から奥の院方面からの縦
走路と合流する。○ 縦走路は先峠山(402m)の南東側の裾を巻き下って行く。水の流れている小さな沢をひとつ越え尾根ぞいの下
りにかかるが、右手に351mピークが、そして前方に3つのピークが並ぶ岩船岳がよく見えるがはるかに遠い。
道は明確で良く踏まれているがコシダが被る。左側は502m峰がそびえ、谷となり足下要注意。
○ 351mピーク手前の展望岩からは安芸灘、阿多々島の展望が素晴らしい。ここから次の急登である351mピー
ク手前の小ピークへの登りが始まるものの、すぐ351mピークに達する。ピークは特に標柱もないが山頂部でそれ
と知れるが、雑木林の中で枝越しにかすかに大野方面が望めるだけ。
これを越え下ったところ、右手に八畳岩があり大野瀬戸や経小屋山方面、さらに奥に続く山並みの眺望が開けて
いる。
○ 八畳岩を下ると左に青海苔浦への分岐を見送り鞍部に至る。ここは 大川越が右から上がってくるが情報に反し
意外に良い道で、最近は利用が多いのだろうか。ここからいよいよ岩船岳に登ることとなるが、とんでもない3回目
の急登となる。ほとんど垂直かと思われる所に先行者が見える。一旦傾斜は緩むものの滑りやすい風化花崗岩の
道が現れる。
○ これを越えるとまた緩む。緩む辺りの道は予想だにしない広い快適な道で左に海も望まれる。こんな所に海軍省
の石柱がある。また一段とシダが深くなり、傾斜もきつくなり頼りなげな虎ロープの張 られた箇所が現れる。
厳しい登りを終えると東峰で、左に4,5名が休める展望岩があり、眼前に 岩国の埋め立て地、大竹、岩船岳や
宮島の南端、周防大島が望める。○ 東峰からは山頂部らしく岩が 散在し始める。東峰から進み、山の名前の由来かと思われるような舟の舳先状の
岩が現れると中峰である。ここを越えて狭い岩の間を進むこと5分で、さほど広くない平坦部に三角点がある岩船
岳に到達する。○ 山頂は樹林の中で展望はないが、南に下るとすぐ展望の岩場がある。春霞もなく素晴 らしい快晴の下に、能美
島、阿多々島など安芸灘の島々の展望を楽しむ。三角点からは西側に御床山への道が降っている。○ 帰路は往路をたどる。
広島里山紀行 記
アルバム
登山口です。岩船岳は? 先峠、奥の院縦走路が合流
シダの茂る縦走路を 岩船岳がはるかに遠い
陶晴賢碑への分岐 展望の岩から阿多田島を
八畳岩 青海苔浦への分岐
大川越、急登の始まり 海軍碑
東峰に到着 岩船岳が見えてきました
岩船岳の語源でしょうか 岩舟岳の山頂。マウスを乗せると
素晴らしい展望が開けて 直下の展望の岩場
岩場、要注意 大川越へ向けて転げ落ちるような急坂を
対岸の経小屋山です 先峠へ向けて、岩舟岳が遠くなり
山頂岩場からの展望
東峰から
海軍碑から
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