【山  名】    剣上山      
 【標  高】   580m 
 【登  頂】  H19.2.26
 【場  所】  広島県大竹市谷和
 【アクセス】  大竹市玖波→県道大竹湯来線→谷和林道→谷和
 【コース 】  登山口→尾根→林道コース合流→山頂
 【メンバー】   同道二人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

                          【概   要】                       

○ 傘山登山口を過ぎ谷和林道 を進む。途中から道は狭くなるが完全舗装路。茅野原牧場への進入路とドコモ無線塔への道を過ぎる。

○ 谷和集落に入ると左手に高さはそれほど感じないが、見るからに登 山意欲をそそる岩の積み重なった剣上山が見える。集会所前 (駐車はここが適切だがやや歩くことになる)の石の鳥居の所で左折し道なりに進む。

○ 登山口 は谷和集落の南端作業小屋の左手である。谷和は圃場整理の最中。登山口付近は砂利道だが、車の進入が可能な程に拡張されておりいずれ舗装されるのだろ 。登山口の作業小屋の左手から細い山道を登る。

○ 取り付きはやや薄暗い雰囲気だが、 すぐ雑木混じりのジグザグ道に変わる。道はすぐ尾根にかかり右手に登っていく。道は明確だがツツジの小枝がう るさく手で払いのけながらの登頂となる。

○ しかし概して小木の落葉樹主体で明るい。道は要所要所にビニールひもが付けられているが、風雨に晒されてち切れ分かりづらい所もあるが、特に急登もなく登りやすい。その内、右手から道が合流するが下山時はここで左右に分岐する形になり 、道なりに進むとこちらの道に入りやすいので要注意。合流した道は高鉢山への林道につながるらしく、登ってきた尾根道より明確である。

○ ここからは道も良くなる。しばらくで右に岩のテラスが現れ、ここからは正面に高鉢山 、右手には三倉山、谷和権現などの北から北東の山々が一望できる。 快適に尾根道を進んでいくと雑木の中に次々と巨岩が現れる。
 一個所だけ岩を乗り越える個所があるが、ここは少々注意が必要で転落すると危ない。まもなくテラス状の大岩 がある剣上山に着く。

山頂には赤松の木に剣上山のプレートが掛かっている。ただしここは580mと言われ592mのピークは谷を越えた眼前のピークで、そちらが山頂とする説もある 。

○ 剣上山からの展望はすばらしい。眼下には谷和の集落。北西方向はやや梢越しになるが、それを除くと北の遠景に羅漢山、吉和冠山、東に大峰山、阿弥陀山、野貝原山、中景に高鉢山、三倉岳、谷和権現山などがはっきり見える。

○ 暖冬で例年なら白く雪を被るはずの吉和 冠も今年はただの冬枯れの山。南から南西は傘山、経小屋山、茅野原のドコモ無線塔から忠四郎山、宮島、遠くに、上関方面の山並み、周防大島、更には高照寺山の鉄塔と視界が良好。驚いたことに雪を抱く瓶ケ森とおぼしき四国の山並みまで見える 。

○ 下山路は来た道をたどる。途中、上記のように左に下る道が2個所ぐらい分岐するが、主尾根をたどる方が面白いだろう。
 標高差130m、短時間で登れその割には素晴らしい展望と荒らされない自然。お勧めの山である。     
              
                                               広島里山紀行 記



 

     

     
             登山口です               尾根に登り

     

     
                合流点  

     

     
           岩場もあり変化に富みます

     

     
   

     

         
         手製の表示板がありました             

     
 
           592mのピークを遠望  
 
      
                          山頂のテーブル状展望岩です

   
                             谷和の集落を俯瞰

      
                                 忠四郎山の方向

   
            下山途中の展望岩から。正面に高鉢山、麓に湿原が。右手に三倉山、谷和権現山を

     
 
              三倉岳を  

     

     
        山頂のテーブル状岩を見上げる                 下山です

 
                                                    

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