【概 要】
○ 今回は右に進みます。ここから平坦な道を約4分で標柱(灰が峰2km・平原1.5km)があり、浄水場関連施設前を直進するコースとここで合流します。さらに4分ほどで枯れ沢を渡り、右に沢を見ながら急な坂道を登ります。 ○ 道が緩やかになると銀明水の標識があり、ビニールパイプから予想外の水量の水が流れていました。ここにはテーブルベンチが置かれ一休みに好適です。ただ視界は明るいものの展望は得られません。銀明水から山すそをトラバースし10分で表示があり金明水への分岐が左に下っています。 ○ 進むとまた右の階段道と左の平坦道との分岐になり、左が穏やかで展望が得られるとあります。左を選びますがこれが思いの外大変で、背丈ほどのカヤをかき分け進むことになります。足下に気をとられて展望を楽しむ余裕がありません。 ○ 何とか抜け出すとここで正面登山路と合流
しますが、正面登山路もちょうどカヤを刈り取ったところでした。一帯はサクラが植えられていますがここから10分、最後の一喘ぎをして車道に出ました。 ○ 展望台からはやや霞んでいるものの、北方向に郷原から黒瀬が望まれ岩山が指呼の距離に見えます。東には大きな山容の野呂山、蒲刈の島々が眺望され、手前は江ノ藤山でしょうか。南方向には広、阿賀の町並み、休山の山塊、呉市街地と呉湾と瀬戸の島々が、そして西方向には絵下山と広島市街地までもが遠望されます。 ○ 下山は正面登山路を下ることにします。正面登山口・神山峠への案内のある車道のガードレールの切れ目から道を降ります。ちょうど数人の方が草刈りなどの作業中でお仕事とは云えありがたいことです。東屋を右に見て往路に登ってきた道の分岐を過ぎて、広く
歩きやすい道を降り20分ほどで車道に合流します。 ○ 下り方向左にオレンジ色のポールが立ち、平原上水道・平原神社に至るの表示があり階段が下っています。この階段はあまり類を見ないほど急で膝への負担を気遣いながら下山します。階段が終わると樹林の中に入りますが落ち葉の積もった急坂に難渋します。 ○ 15分ほどで往路の自然歩道案内板(正面登山路・七曲がりコース分岐)の所に出ます。後は往路をたどり浄水関連施設の所に出ました。ここからは往路をたどらず舗装路を横断し畑中の作業道を進みますが、前方には呉市街と呉湾が開け楽しいトレッキングが続きます。急斜面に建つ住宅の間を下り上畑、西畑と過ぎて西畑のバス停に着きました。 広島里山紀行 記
灰が峰
データ
【山 名】
灰が峰
【標 高】
737m
【登 頂】
H22.10.13
【アクセス】
JR広島駅発8:07→JR呉駅8:56 呉市営バス駅前バス停9:07→西畑バス停9:25
【 コース 】
○県道分岐9:30→標柱(西畑0.9km・灰が峰3km)9:50→浄水場関連施設→中国自然歩道合流10:00
→自然歩道案内板(正面登山路・七曲がりコース分岐)10:10−10:20→標柱(灰が峰2km・平原1.5km)
10:21→枯れ沢10:25→銀明水10:30→金明水分岐10:40→東屋(車道合流)10:55−11:00→
登山路(山頂1km標柱)11:00→正面登山路合流11:25→車道合流11:35→山頂11:37
○山頂12:30→下山口12:34→→車道合流・12:56→下山口(平原上水道・平原神社)12:57→
自然歩道案内板(正面登山路・七曲がりコース分岐)13:13→平原浄水場関連施設への分岐13:25
→平原浄水場関連施設13:30→西畑バス停13:45
【情 報】
駐車場:登山口付近に適地はありません
トイレ:山頂にあます
【メンバー】
美9名
【過去記録】
平成20年3月8日
山行記
○ 西畑バス停から県道174号を入り、すぐの分岐を右に登ります。狭い急な道は意外に交通量も多いので要注意です。日常生活のご苦労を察しながら坂道を登ると約20分ほどで山頂へ3kmの標柱があり、さらに進むこと4分で左に平原浄水場関連施設への細いコンクリート道が分岐します。そのまま直進の道は前回のコースで、先で合流します。
○ 施設の横を進むとすぐ薄暗い竹などの混合林の中へ入りますが、あまり使われないかして荒れ気味です。進むと小さな墓所に出てその先で、平原浄水場からの中国自然歩道と合流します。格段に良くなった道を登ると10分ほどで自然歩道案内板 (正面登山路・七曲がりコース分岐)があります。
案内板そのものは登山にはあまり役立ちそうにありませんが、手製表示で左は正面登山路、右は七曲がりコースと示されています。
○ ここからすぐでガレた急斜面につけられたジグザグ道を登りますがこれが七曲がりでしょう。進むと上方にガードレールが見えて10分あまりで車道脇の東屋に着きます。東屋からは初めて展望が得られて眼下に呉市街と呉湾が望めます。
○ 東屋から車道を右手、山頂方向に進むとすぐ左に山頂1kmの標柱があり階段道が登っています。進むとヒノキ林の側を直登する道と中国自然歩道との分岐点です。今回は左の自然歩道を登りますが右の道に比べ草を被っています。
○ 車道に出て2分、前回は改築中だったトイレの脇を登って山頂です。三角点が展望台への登り口にありますが、棒柱がなければ見落としそうです。山頂展望台は元の高射砲台の基部とか。
アルバム
右の坂道を登ります
右が七曲がりコース
銀明水です
七曲がりの急坂を
道路脇の東屋に
再び左手の登山路に
気象レーダー観測所
下山開始です
正面登山路の入り口
再び車道に出ました
急な下りが続きます
呉の市街を眺めながら
北向に郷原、黒瀬の集落と岩山、江ノ藤山の奥に野呂山 パノラマスクロールはこちらへ
東方向に広の町並みと蒲刈の島々
南方向に休山と呉市街地
西方向に広島市街地、右端に絵下山
コース概念図
この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)
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