船倉山

  
 データ 


 【山  名】   船倉山上峠コース) 
 【標  高】  546m
 【場  所】  広島県廿日市市大野
 【登  頂】  H 22,1,27(火)
 【コー ス】

 ○上峠バス停8:50→調整タンク9:15−9:20→十字路峠9:43−9:50→
  烏帽子岩
山10:14烏帽子岩往復)−10:25→船倉山11:50

 ○船倉山12:30→清水之橋13:30→王舎城
 【メンバー】  美11名
 【過去記録】  平成21年5月1日

 レポート


                               【概  要】                            

○ 上峠バス停〜船倉山
  上峠バス停から舗装路を緩やかに登り20分で最終民家の奥の「南部簡易水道上峠第一調整池」
タン
 クに着く。この間の分岐は縦走路の鞍部方向を目ざして左に進めばよい。

 
  調整池
の左手にしっ
かりした道がありこれを進むがほどなく道幅も狭くなり山道となる。進むとタン
 クから5分で左に砂
防堰堤があり、ここから沢沿いの登り道となり堰堤から5分で左に沢を渡る。道は
 比較的明確だが
倒木も多くテープで確認して進む。沢を何度か渡渉して沢が右下になりだすと前方が明
 るくなり
字路峠に着くタンクから20分である。


  左が船倉山への縦走路で直進は大野自然観察の森へ、右
はおむすび岩へと真新しい手製標識がある。

 峠からは急登が始まる。三角点のある烏帽子岩山 (631m)の手前からは木の間越しに形の良

 烏帽子岩が望める。
  烏帽子岩山からはのうが高原や烏帽子岩が見られ岩への道が急落している。烏帽子岩まではおよそ6
 −7分下る。尖塔状の岩には登れないが団塊状の岩には登れる。雪
を抱く吉和冠など芸北の山々も見え
 る。


  烏帽子岩山からの
縦走路は終始マツの混在する雑木林で、道はしっかりし落ち葉をんでの歩行は心地
 よい
。烏帽子岩山から鞍部まで下るが道は尾根を外れ、小コブを左手から巻い
て進んで行く。再び尾根に
 戻ると左手に白い
荷造りテープが目立ち松茸山を意味しているのであろ
う。雑木林の心地よい尾根歩き
 が続く

  
烏帽子岩山から20分で明石分岐である。左の明石下山への道は明瞭でこちらに進みたいぐらい だが手
 製の標識に従い右に下る。更に5分で下明石分岐だがここも右折する。二つの分岐点には
識用材の準備
 がされておりいずれ整備されることだろう。


    下明石分岐から10分で596mピーク
だが特に標識もない。ここを下っていくと、見晴らしのよい展
 望地に出て、のうが高原から
四季が
丘、広島方面へと大展望が開ける。しかしここは宮内側が砂礫の急傾
 斜地で油断は禁物だ。ここか
ら尾根道を登っていくとすぐ展望大岩に着く大岩は道の脇に位置してい
 る
。ここも素晴らしい展
望地だが広さはさほど無い。
  展望大岩から下り船倉山を目指す。ここからはこれまでの
雑木林の林相とは異なり空が抜けて明るい。
 展望大岩から3分程の分岐を左に取る。大岩
から10分で半目藪への分岐の標識があり良い道がつてい
 る。ここから5分登り返すと船倉山。


  山頂には三角点があるが狭い。山頂のすぐ先、南側に展望岩があり眼前には宮島が望め、東は広島市
 街から西は岩国方面へ素晴らしい展望開ける。目を
転ずれば折敷畑山、野貝原山、極楽寺山などが眼
 前である。

○船倉山〜王舎城
 
下山にかかると左に鉄塔への管理道が延びており、ここも展望のよい休憩地となる。さらに下ると
 
鉄塔77番への補修路が延びているがこれは行き止まり。風化花崗岩の滑りやすい道を下ると 右手に高見
 林道への縦走が明確な分岐している。ここは標識に従い左の見落としそうな道に進む。


   
ここからも展望に恵まれるものの相変わらずの滑りやすい道が続く。羊歯の現れた道を下ると崩落地が
 現れるがロープの手助けを借りれば問題はない。ウラジロの茂る道を下ると一寸した湿潤地が現れすぐコ
 ンクリート階段となる。ここからは何のためか分からない広い舗装路を歩くことになる。


   
落ち葉のかぶる道を下ると
白糸の滝への道がある。手前で落石により塞がれているものの楽に乗り越え
 られる。
滝そ
のもは水量は少ないが、かなりの高度のある一見ダムのような垂直の岩壁から流れ落ちてお
 り、この辺りでよく見かける岩肌を流れる滝とは異なり滝らしい。清水之橋を渡ると王舎城である。
   
  ここからJR宮島口駅まではタクシー利用。


                                               広島里山紀行 記

                                                             

                                    コース概念図
           
         この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
          及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)


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