【山  名】   白木山 (椿谷コース)
 【標  高】   889.3m 
 【場  所】   安佐北区白木町
 【登  頂】  H22.11.11
 【アクセス】  JR西広島駅→JR芸備線白木駅
 【 コース  】

 ○正面登山口9:00→穴地蔵9:20→展望地9:35→5合目10:07−10:12→水場10:40→山頂11:10
 ○山頂12:00→椿谷コース下山口12:20→5合目12:45→分岐13:30→下山口広場13:45
 【情  報】


 ◆駐車場:登山口付近になし、ふれ愛ファーム白木山(広島市三田市民農園)の利用は?
 ◆ トイレ:白木駅は閉鎖 ふれ愛ファーム白木山(駅の北方向数分の場所)
 ◆クマ出没情報(平成22.9.7目撃)
 【メンバー】   美8名
 【過去記録】  平成20,10,16

 
                              【概    要 】
  登り  
   
○ 白木山は標高差は830mほどあり近郊の山としては登り甲斐のある山で、トレーニングの山としても親しまれ
      ています。山頂までの詳細は平成20,10,16の記録を参照してください。

   ○ 正面登山口からいきなり階段です。2合目から5分で穴地蔵ですが急登が始まり、15分で展望地で北方向
     (三田地区、安駄山)が望めます。始まり2合目までは短時間ですが、3合目は2合目から30分かかりました。
      4合目から少し傾斜が緩むもの5合目からすぐに尾根の急登です。7合目で右から道が合流しますがどこから?

   ○ 今回は7合目上の水場からは右の道を直進しましたが、やはり左のトラバース道が楽なようです。水場からも
     とにかく急で石屑が多く歩きにくい道が続きます。山頂直下はロープと木階段が整備されていました。三角点の
     ある山頂は展望も優れるのですが今回は残念ながら霞んでいました。予報では行楽日和になるはずでしたが日
     差しも全くありませんでした。

  降り
   ○ 山頂から西南方向、中尾山への縦走道を下りスギやヒノキ、広葉樹の混在する樹林帯の中を進みますが、
     所々に紅葉を見ながら落ち葉を踏んで快適なコースです。途中あるはずのバリエションコース分岐は見落としま
     した。あるいは表示が失われていたのかも知れません。上下に道が分かれる個所を過ぎて一旦鞍部に至ります。

   ○ 登り返して743mピークに達すると左手のヒノキの幹に多数のテープが巻かれ、小さく椿谷コースの表示があ
     りました。ここから道を急降下することになります。道そのものは荒れていなく正面登山道のような石くずではなく、
     落ち葉の感触を楽しみながら下れます。ただヒノキ植林帯の中の道は超急落で転倒に気を取られ辺りを見回す
     余裕はありません。道はほとんど直滑降ですから下りも大変ですが登りも相当に厳しそうです。

   ○ 下山口から10分ほどすると尾根も明瞭になってき、25分で5合目の小さな表示がありました。やがて直滑降
     終わりジグザグの道も加わります。下山口から50分で左下に沢が見えてきて涸沢に出ました。沢は大小の岩石
     がゴロゴロとしており、当然ながら沢は次第に幅を広げ歩行は難渋を極めます。

   ○ 沢に出てから10分で黄色い保安林の標識のある分岐点に出ました。小さな絵図があり降りてきた沢の方が
     椿谷コース、左手の尾根道が下山時に見つからなかったバリエションコースとあります。見たところバリエション
     コースはしっかりした道のように見えます。また椿谷コースは山頂縦走路までの所用時間は1時間50分、バリ
     エションコースは1時間30分とあります。左手に古い石垣跡が見られましたが、かつては耕作地でもあったので
     しょうか。

   ○ 7−8分歩くとかなり沢も広くなりますが、岩石がゴロゴロし実に歩きにくい状態です。プラスチックのハシゴ状
     の物が2個所ありましたが、川床を洗われたかして宙に浮き用をなしていません。

   ○ 何時しか水量の増した沢を左にするようになると、依然と歩きにくいものの道は確かになり石畳も見られまし
     た。椿谷・バリエションコース分岐から15分で下山口に出ましたがここにも絵図があります。
     下山口はかなり広く数台分の駐車が可能です。ここから舗装路になり5分で今朝の正面登山口に着きました。

   ○ 沢は幾度か右に左に横断したりもしますし、テープ類が無く時にルート読みが必要になります。また今回は靴
     を濡らすことはありませんでしたが、当然、季節によっては水量が増すことでしょう。途中に「蛭」とありましたから、
     時期によってはヒルへの備えも必要なのかも知れません。 
                                                         広島里山紀行 記
 


 


       

        
      9:20 登山口        9:50 4合目が目前です

        

        
      10:12 5合目を出発、ここから山頂が望めます        10:15 やせ尾根、唯一良い歩きやすい個所です

       

        
      10:36 水場の手前ですが急登です        10:40 水場でホースから水が出ていました

       

        
      11:01 山頂までの最後の急登です        11:10 山頂。三角点や白木神社があります
 
             
                              北方向、可部方面ですが霞んでいます

       

        
      12:02 縦走路を降ります        12:08 落ち葉が足裏に心地よい縦走路です

       

        
      12:20 743mピークの椿谷コース下山口です        12:49 信じられないような直滑降コースです

       

        
      13:16 テープも少なくルートファインディングが         13:20 歩きにくい涸沢を

        

       
      13:30 椿谷コースとバリエションコースの分岐点        13:45 下山口です

 
 
              
                 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
                     及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)


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