山 名 | 鬼ヶ城山 武田ケ城山 |
標 高 | 282.4m 253m |
場 所 | 広島市佐伯区 |
登 頂 | H28.4.13 |
アクセス | 美鈴が丘西5丁目バス停 → 西登山口 東5丁目登山口 → 美鈴モール前バス停 |
コース | ○西登山口9:16→9:36武田ケ城山9:55→新町登山口10:35→鬼ヶ城山10:52 ○鬼ヶ城山11:30→10:32八畳岩11:38→東5丁目登山口11:51 |
メンバー | 美9名 |
過去記録 | H26.1.12 |
○武田ケ城山登山口9:16〜武田ケ城山9:36
美鈴が丘団地西の武田ケ城山登山口のフェンスには武田ケ城山のルート図が架けられミツバツツジが咲く中に木階段が登っています。2分ほどですぐ尾根に出ますが反対側にはゴルフのショートコースが見えています。スタートの表示に従って進むと「←宮島展望台」の案内で山頂へ誘導してくれます。植栽されあじさいの森、アヤメの森など名前が付けられた遊歩道からは時折団地が姿を見せます。登山口から6分ほどで直接尾根を登る「急坂コース」と巻き道の「ゆるやかコース」の分岐がありました。
木階段が付けられた急坂コースを登ると、切り開かれた小ピークで出て「観厳山・展望広場」の案内板が立っています。南側が大きく開けて団地の向こうに鈴が峰が、そして背後には木の間越しに向山などが見えています
小ピークから先はこのルートで最も魅力的な登山道です。疎林の尾根伝いに進む道はミツバツツジのトンネルで、陽の射し方で微妙に色が変わるツツジの華やかさに魅了されます。「武田ケ城山山頂入口」の表示から一登りすると明るく開けた山頂でした。登山口からは20分でした。
山頂は鈴が峰を目の前にして廿日市市から大竹市方面が大きく開け宮島弥山、経小屋山、極楽寺山、窓が山、向山と素晴らしい展望です。それにしても整備が個人のボランティア活動によるものとは。
○武田ケ城山9:55〜鬼ヶ城山10:52
下山は鬼ヶ城山に向けて往路を下ります。山頂から8分で分岐ですが、下りは観厳山を巻く「ゆるやかコース」としました。再び尾根ルートと合流すると山頂から20分で登山口に下山しました。
登山口からは団地の中を歩き鬼ヶ城山に向かいます。美鈴が丘西5丁目バス停を越え広電バス山田団地車庫(山田新町1丁目)を目指します。
山田新町登山口の案内表示はありませんが、車庫前から約100m北上した地点で右折して山に向かう路地が登山口になります。
路地に入りコンクリート階段を登ると鬼ヶ城山の登山路に出ますが、しばらくは舗装遊歩道を歩きます。地道になった「西区やまなみハイキングルート」を進み右に電波塔を見送ると尾根に乗ります。電波塔から7分で送電鉄塔ですが、ここには「アンビン岩」があり椿谷への道が下っています。
この先は幅の広い遊歩道となりますが、その変貌ぶりは驚きです。アンビン岩入口から2分の分岐には直進は「山頂へ」、右は「遊歩道・椿谷、道行地蔵他へ」とありました。「スタート27年度」とありますから整備間もないことになるのでしょう。直進して急登を登ると4分で鬼ヶ城山の山頂です。
○鬼ヶ城山11:29〜東5丁目登山口11:51
さほど広くない山頂部には四等三角点が置かれ、陸軍輸送港域の標石が立っています。山頂からの展望は360°に広がります。鈴が峰西峰方面だけは樹木に遮られますが、前面には広島市街地と呉娑々宇山や鉾取山山系などの山並みや瀬戸内の多島美、また背後には団地の奥に極楽寺山、窓が山などが望めます。
山頂から東側に小八畳岩へ2分とあり急な道を下ると前面が突然開けました。小八畳岩からは市街地中心部がより間近に感じられました。
再び山頂に戻り八畳岩へ向かいます。尾根道を2分下ると大岩の八畳岩で、山城の見張り台を連想させるテーブル状岩場からは良好な展望が得られます。
山頂と異なる視点からの景観が得られ鈴が峰を真正面に、先ほどの武田ケ城山その先に
大野権現山から野貝原山、極楽寺山、阿弥陀山、窓ヶ山、向山まで、そして背後には広島市街地が広がります。
下山は椿谷に下りますが、高さは3、4mもあろうかと思われる八畳岩の西側を巻くとすぐ造成された広い遊歩道に出ました。途中からは遊歩道を外れてバイパスを下り、直接椿谷の美鈴が丘東5丁目登山口に下山しました。八畳岩からは10分でした。
広島里山紀行記