山  名    平家山  源氏山 
 標  高  106m       165.1m
 場  所  山口県岩国市
 登  頂  H29.2.8 
 アクセス  JR五日市駅→JR岩国駅 
 コース  ○JR岩国駅8:53→9:30団地9:36→平家山10:05
 ○平家山10:36→里道分岐11:15→11:24大谷峠11:25→源氏山11:33
 ○源氏山12:27→里道分岐12:36→橋12:42→西念寺13:00→JR岩国駅13:29
 メンバー  美11名
 過去記録  H26.3.27 H24.1.29

 

                                【概 要】                               
 平家山(106m)と源氏山(165.1m)は地図上には名前が記載されていませんが、何れも岩国市中心部に位置する典型的な里山です。とくに平家山は露岩が重なり、ほんの一登りしただけで得られる展望はとても標高100mそこそこの山頂とは思えません。眼下に錦川と岩国市街地を見おろしてその先には瀬戸内海の素晴らしい多島美が展開します。源氏山も少し退いた位置から同様の景観が得られます。
 今回は梅の木団地から登り平家山を経て本谷峠から源氏山(165.1m)に至るコースをとりました。

○梅の木団地9:36〜平家山10:05
 改築中のJR岩国駅から2kmほど歩き梅の木団地の最深部からスタートし、一旦薄暗い林に下って登り返すとすぐコシダの明るい道に出ました。団地から6分で東側の観音堂方向からの道が合流しますが、ここからは山頂へ向けての急登が始まります。次第に岩が見られるようになり15分ほど展望の岩にでました。すぐ目の下に市街地中心部が広がります。展望の岩からすぐで岩魂があるコブで、前方には岩の重なる山頂が見えます。
 コブを越えて5分で山頂到着ですが、前回あった「平家山」のプレートは見当たりませんでした。露岩が重なった山頂部はスペースは狭いものの背後に岩国城山、岩国山など山口県の山並みを、前方には市街地を見おろしてその先には阿多田島、大黒神島、能美島など瀬戸内海の多島美が展開します。

○平家山10:36〜源氏山(水晶山)11:33
 展望を楽しんだ後は次の目的地の源氏山に向かい下山します。少し降ると源氏山がみえてきました。4分で最初の鉄塔、次いで2番目、3番目とほぼ1分ごとに鉄塔を通過します。
 源氏山へは3番目の鉄塔の右手から降る必要がありますが、うっかり左手を下山してしまいました。マサ土の急な道を下ると切り開かれ展望の良い鉄塔に出ましたが、ここでルートの誤りに気付き引き返す羽目になりました。しかし新しい展望地を得たのはけがの功名でした。7分ほどで3番目の鉄塔に戻り改めて源氏山に向かいました。
 鉄塔から右手に進路を採り明るいけれど急な道を降りると谷の最深部に出ました。ウラジロの茂るぬかるんだ道を進み丸太橋を渡ると大谷の集落と室の木町を結ぶ里道に出ました。山頂からはロス時間を含んで40分ほどでした。
 ここに中国電力の案内杭があり源氏山へ登路がありますが、今回はそのまま里道を直進し大谷峠への向かいました。すぐ砂防堰堤があり耕作放置地を左に見て進むとまるで城趾のような作業所の石垣が現れました。石垣を回り込み一登りする大谷峠で左手の山際にはお地蔵様の祠があります。 
 峠からは右手の山道に入り視界の無い道を進みます。3分ほどで案内表示はありませんがテープがあり源氏山登山口が右に上がっています。
 右下に作業場を見おろしながら平坦な露岩の道を進み、滑りやすい露岩帯を過ぎるとすぐ左手に展望の高台があります。高台からは目の前に鉄塔の立つ源氏山の山頂が見えました。高台から1分で山頂に到着です。大谷峠からは10分足らずでした。ここも以前はあった「源氏山165.1m」のプレートは見当たりませんでした。
 四等三角点が置かれた山頂部はまさ土を敷き詰めたような平坦地で格好の休憩地となります。北方向には大野の経小屋山、宮島弥山の頂き、東方向には大黒神島、能美島、南方向には岩国市街地や大応山などが望めます。

○源氏山(水晶山)12:27〜室の木町12:46
 下山は目の前の鉄塔をめざし山頂の岩から右に下ります。1番目、2番目の鉄塔を過ぎて滑りやすい道を2分ほど下ると正面に市街地と美しい山容の平家山が望めました。視界の無い急な道を下ると、山頂から10分で再び大谷峠と室の木町とを結ぶ里道に出ました。すぐ先が平家山への分岐です。穏やかな道を5分で砂防堰堤、次いでを渡ると観音堂です。この先で竹林の中に平家山への道が登っています。今ではこのルートが一般的のように思われます。ここからは麻里布中学校の前を通ってJR岩国駅まで2kmの道を歩くことになります。
                                                                          広島里山紀行記


 
  

   

   
   8:53 工事中のJR岩国駅を出発   9:18 麻里布中学校から平家山を

   

   
  9:36 室の木町の団地奥の登山口から    9:42 観音堂方面からのルートが合流します 

      





  
     すぐ急登となりました    岩が見られるようになり

   
 
  展望の岩が現れました   

                          
            展望の岩からはすぐ目の下に市街地中心部が広がります  





   

        
  小さなコブに着きました         コブからは山頂を目ざすメンバーの姿が 

  

   
 
  10:05 平家山に到着   

          
     市街地の先には阿多田島、大黒神島、能美島など瀬戸内海の多島美が展開します 



                                 
  

      





   
     10:36 源氏山に向けて下山します      10:42 2番目の鉄塔を通過して  

      





   
     10:43 右折予定の3番目鉄塔を直進してしました   下りすぎて4番目鉄塔まで。 3番目まで引き返します 





   

       
  11:04 改めて3番目の鉄塔から源氏山へ        滑りやすい道を下り 

   

   
  ぬかるんだ谷に出ました    11:15 丸太橋を渡り里道に出ます 

   

   
  11:16 大谷峠へ。青は源氏山への登路ですがパスしました    堰堤をみて。大谷の集落と室の木町を結ぶ里道を   

   

   
  まるで城趾のような石垣を巻いて   11:25 大谷峠から右折して山道に入ります 





   

      
  11:29 道は直進していますが、右に登ります       右手は高い崖となっています 

   

   
  左手にある展望の高台です   登ると山頂です 

   
 
  11:34 源氏山の三角点   

        
  北方向には大野の経小屋山、宮島弥山の頂き、東方向には大黒神島、能美島、南方向には岩国市街地や大応山などが望めます 

 

   

   
  12:27 下山は岩の右側を下ります      鉄塔を過ぎて 

      

       
     正面に平家山を        急な下りが続きます 

   

   
  12:36 再び大谷の集落と室の木町を結ぶ里道へ   赤を下りました。青は平家山へ 

   

   
  12:42 登山口となる橋です    12:46 ここも平家山への登山口です 

   

   
  13:00 西念寺に寄り道して     13:29 JR岩国駅に帰着です
 
 
   
   

 
 
            
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