山  名   野登呂山 
標  高 452.8m 
場  所 広島市安佐南区 
登  頂 R1.6.12 
アクセス ○JR西広島駅→JR大町駅→駅前バス停→弘億駐車場バス停
○後山上バス停→大町バス停→(徒歩)→JR大町駅 
コース ○砂防ダム入口9:20→第一鉄塔9:59→第二鉄塔10:11→10:30小広場10:34→山頂10:36
○山頂12:05→12:15展望地12:17→登山口12:35 
メンバー 美11名 
過去記録  

 

                       【概 要】               
 広島市安佐南区と安佐北区の境界位置する野登呂山(452.8m)は安佐動物公園の東向かい側になります。県内には同名の山として江田島にある野登呂山(宇根山)(542m)がありますが、今回の山は団地の裏山として気楽に登られる市内の野登呂山です。
 山頂は狭い範囲ながらも西と東が開けています。展望は東側には毘沙門台団地や山陽自動車道そして緑井権現山、二ヶ城山、松笠山、呉娑々宇山、野呂山、灰ヶ峰、絵下山などが広がり、最近切り開かれた西側からは安佐動物公園やあさひが丘団地そして荒谷山の東端、日浦権現山などが望めます。
 登山路は南側からはサンハイツ団地と弘億団地、グリーンハイツ団地からの各コース、西側からは安佐動物園側の後山からのコース、北側は岡田からのコースなどがあります。
 今回はサンハイツ登山口から鉄塔を経て山頂に至り後山登山口に下山するコースでした。このコースは急登もありますが比較的整備されており迷いやすい箇所もありませんでした。

○サンハイツ登山口9:20〜第一鉄塔10:00
 JR大町駅(アストラムライン大町駅)で広島交通バスに乗り換えます。駅前バス停から弘億団地行きに乗車し弘億駐車場バス停で下車しました。
  安佐南区上安5丁目のサンハイツ団地北端を目指すと団地の高い擁壁が見えてきました。擁壁が切れる所(中国電力の電柱番号、日成支19と20の間になります)に砂防ダムへの舗装管理道 が延び奥にダムが見えています。バス停からは約600mほど西進した所になります。登山口の案内は見当たりませんがフェンス沿いに管理道を進んだゲート前に「野登呂山→」のテープがありました。
 ゲート前を一応サンハイツの登山口(140m台)とします。フェンス沿いに4分ほど階段を登りますがダム上部に出て振り返ると武田山方面が望めました。ここに鉄塔管理道にみられる火の用心の札があり実質的な登山路が始まります。尾根をたどる道は早速急な登りとなりました。視界の無いヒノキ林を抜けると明るいけれども落ち葉の堆積する急登が続きます。登り始めて20分余りでようやく道が緩むと一番目の鉄塔に着きました(ここは下山時の要注意箇所で鉄塔の右に誘導するテープやリボンや赤白ポールが見られます)。武田山方面が望めます。ダム入口からは40分ほどでした。

○第一鉄塔10:01〜山頂10:36
 一番目の鉄塔からは倒木も多く荒れていますが、尾根に乗るとこれまでの急登が嘘のような穏やかな土塁状の道に変わりました。5分ほどで左下に造成地が見えています。落ち葉を踏んでの道の先に1番目の鉄塔から10分で2番目の鉄塔がありました。明るく開けた鉄塔ですが木々が茂り西方向に荒谷山の山頂部が望める程度です(この辺りに造成地に下る道があるようですが見落としました)。ここにも下山ルートには赤白ポールが見られます。
 2番目の鉄塔からは再び急登に変わります。5分ほどで木階段、続いて補助ロープが現れました。補助ロープは5分足らずで終わりましたが木階段の急登からは解放されません。
 2番目の鉄塔から18分ほどで小広場 に出ました。広場には椅子などが置かれていますが、展望はわずかに武田山や西風新都方面が覗ける程度でした。広場からは山頂尾根のなだらかな道を2分で山頂です。

○山頂12:05〜展望所12:15
 山頂は南北に細長い尾根上に三角点が置かれた形です。「あさきた里山マスターズ野登呂山(453.0m)」や「野登呂山」などのプレートが架けられ手製の丸木ベンチが置かれていました。
 山頂は狭い範囲ながらも西と東が開けています。東側には眼下に毘沙門台団地や山陽自動車道そして緑井権現山、二ヶ城山、松笠山、呉娑々宇山、野呂山、灰ヶ峰、絵下山などが広がります。また西側は安佐動物公園やあさひが丘団地そして荒谷山の東端、日浦権現山などが望めます。
 下山は北方向に向かいます。角の欠けた三角点標石を過ぎて緩やかに下るとすぐ右手に石柱が立ちテープ類が見られます。ここが弘億団地コースやグリーンハイツ団地へのコースの合流点です。野登呂山北側の小ピーク(440m台)の左を巻く下り道に入ると「山頂方面→」のプレートがありました。山頂から2分でした。ここは岡田コースの合流点で「←尾根道岡田へ20分・↓登山口・山頂三角点3分→」のプレートが立ち小ピークへの道が登っています。この先は倒木が整理された明るい雑木林の中の急なジグザグ道を下ります。山頂から10分で丸木ベンチの置かれた展望地に出ました。

○展望所12:17〜後山登山口12:35

 展望地からは正面にあさひが丘団地や久地冠山そしてその先には本串山の山影が望めます。展望地からもマツの混在林の中の急なジグザグ道が続きます。林床にコシダが見られようになると傾斜も緩み後山の登山口に下山しました。山頂からは30分でした。登山口には「野登呂山登山口 山頂まで約40分」のプレートが立っています。
 登山口から下った所はILG職員専用駐車場の側で、点在する民家の中を道なりに3分ほど下ると県道286号線に出ました。出た所にはILGグループの案内板が立っており左折すると後山上バス停 はすぐです。
 後山上バス停から乗車しJR大町駅最寄りの大町バス停で下車して徒歩でJR大町駅に向かいました。
                          広島里山紀行記



 


  

   

   
  8:48 弘億駐車場バス停で下車しました    緑が丘北第四公園横で団地北端に向かいます

   

   
  突き当たりを左折し   9:04 団地の高い擁壁が切れる所が入口です 

   

   
  9:12 砂防ダムの管理道に入ります   9:14ー9:20 ダムゲート前が登山口になります

   

   
  フェンス沿いに階段を登ります      ダムから入口と武田山方面が望めました

   

   
  9:25 実質的な登山口となります   視界の無いヒノキ林の中の道を

      





   
     すぐ急な登りとなりました   画像からの印象以上に急な登りです

   

   
  明るいけれども落ち葉の堆積する急登を    やがて道が緩んできました   

   

   
  土塁状の尾根道も見られました   10:00 最初の鉄塔の脇に出ました 

   

   
  武田山方面が開けています   鉄塔からは倒木も見られる道を登ります

   

   
  左下に造成地が見える尾根道を進むと   急登を忘れさせる快適な道となりました 

   

   
  10:11 二番目の鉄塔に到着です   展望は荒谷山の山頂部が望める程度 





   

      
  登り最大の難所と云える急登が始まりました       10:18 階段が現れ 

      

      
     ロープも架けられていました       ロープが終わっても階段が続きます 

      
  10:30-10:34  急登が終わると一息つける小広場に出ました       

   
   武田山から西風新都方面が開けています 


 

   

   
  10:36 山頂に到着しました   あさきた里山マスターズ対象の一山です  

   
 
  角の欠けた三角点の標石  
   
   
 
   南北に細長い山頂は狭い範囲ながらも西と東が開けています

   

  
  東は毘沙門台団地や緑井権現山、二ヶ城山、
  呉娑々宇山、野呂山、灰ヶ峰、絵下山などが 
  西側はあさひが丘団地そして日浦権現山などを 


       
 
  

   

   
  12:05 下山です    すぐ弘億団地へのコースが右に分岐します

   

   
  山頂尾根から後山登山口に向けて下ります     12:07 岡田コースが右に分岐です   

   

   
  明るい雑木林の中の急なジグザグ道を下ります   12:15 展望地に出ました

   

   
  正面にあさひが丘団地や久地冠山を   ベンチもある展望地から下ります 

   

   
  展望地からも急なジグザグ道が続きます    コシダが見られようになると傾斜も緩み

   

   
  12:35 後山登山口に下山しました    こちらの登山口には立派な案内表示があります 

   

   
  登山口から下った所はILG職員専用駐車場の側  12:39 286号線に出ました。ILGグループ案内板が 

   
 
  後山上バス停から乗車します  
   
   

 
     
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