山 名 | 折敷畑山(おしきばたやま) |
標 高 | 445m |
場 所 | 広島県廿日市市 |
登 頂 | R1.6.19 |
アクセス | ○JR五日市駅→JR宮内串戸駅→四季が丘中央バス停 ○宮園1丁目バス停→JR宮内串戸駅→JR五日市駅 |
コース | ○四季が丘登山口9:20→10:21折敷畑古戦場跡10:26→山頂10:35 ○山頂10:47→10:56折敷畑古戦場跡12:00→三角点12:16→管理道合流12:36→宮園登山口13:17 |
メンバー | 美11名 |
過去記録 | H22.1.17 H17.1.29 |
○四季が丘登山口9:20〜黒折コース分岐10:00
JR宮内串戸駅から四季が丘行きバスに乗車し四季が丘中央バス停で下車しました。団地の中を抜けて四季が丘小学校西隣のもみじ公園を目指し20分ほどで公園に到着しました。公園入口から北上し公園と擁壁との間の舗装路に入ります。とくに案内表示類は見当たりませんが入口の金網フェンスに文字の消えた小さな木札が掛かっていました。すぐ砂防ダム前の広い駐車場に出ますがここに赤テープが見られるので右手の谷に下ります。ここを一応、四季が丘登山口(仮称)としておきます。
対岸に渡ると山道になり「←折敷畑古戦場跡」(宮内地域コミュニティづくり協議会)の案内板があり急な登りが始まります。基本的には北西方向に向けての登りとなります。3分で鉄塔への分岐に着くと「下山方向(四季ケ丘方面)→」の標識がありました。この案内表示は下山時には役立つと思います。なお右手の鉄塔へ寄り道すれば時期によっては展望も得られるようです。さらに3分で鉄塔9号への分岐です。鉄塔標識(鉄塔10号と9号)と黄赤のテープそして「四季が丘←・→折敷畑山」の古びたプレートがあります。この分岐からも急な尾根道を登ります。二番目の鉄塔分岐から8分で黒折への下山口分岐に着きました。「折敷畑山←・↓黒折・→四季が丘」の古いプレートがあり左手に黒折への道が下っています。
○黒折分岐10:00〜折敷畑古戦場跡10:21
最初の黒折下山口分岐から進路は北向きに変わります。左手に鉄塔を見送り明るい尾根道を進むと「←折敷畑 火の用心」の大きなプレートがありますが、この表示はこの後もしばしば見られました。
シダの茂る尾根の東斜面を巻いて進みます。植林が見られるようになると二番目の黒折下山口分岐に着きました。最初の黒折下山口分岐から20分でした。ここにも「折敷畑山←・↓黒折横道登山道・→四季が丘」のプレートがあり左手に道が下っています。黒折コースは横道登山道とも呼ばれているようです。また木の根方には来た方向に「←四季が丘下山口」のプレートもありました。
この分岐からすぐにコース唯一の鎖が現れました。鎖の急な登りが4分ほどで終わると道も緩みました。「←折敷畑 火の用心」の他に「明石講」や「串戸講」のプレート(入会権のようなものと思われ登山路案内とは無関係です)がみられてきました。前方が明るくなり「←折敷畑古戦場跡」の案内を見送るとすぐ古戦場跡に到着です。横道登山道から20分でした。
○折敷畑古戦場跡10:26〜山頂10:35
古戦場跡はちょっとした広さですが展望はありません(平成17年の落葉期には宮島方面を望むことができました)。「折敷畑古戦場跡」の木柱、「折敷畑合戦 宮川甲斐守の陣地跡」の説明板、陸軍輸送港域第二区標石の他に「四季が丘←・→宮園」、「桜尾城方向 展望所→」の案内プレートそして「串戸講」と賑やかです。
折敷畑山は古戦場跡から北西方向になります。黄赤テープに書かれた「←折敷畑山」の案内に従って穏やかな道を進にます。山頂部の西斜面を右手に巻くと「折敷畑山頂→」の木札があり登るとすぐ山頂に到着です。古戦場跡からは15分余りでした。
落ち葉の敷かれた静かな山頂ですが樹木に囲まれ展望はありません。古びた「折敷畑山445m」と「折敷畑山頂 折敷畑古戦場跡←・→のうが高原」のプレートが掛かっています。また「野貝原山 のうが高原80分→」のプレートがあり、良く踏まれた野貝原山への登山ルートが下っています。
狭い山頂から再び古戦場跡に引き返して大休憩としました。
○山頂12:00〜管理道合流点12:36
古戦場跡から「桜尾城方向 展望所→」の案内プレートの前から東方向に下ります(展望所は最後まで見つかりませんでしたが)。
穏やかな道を4分ほど進むと樹幹に飲み込まれた「○○山境」と読めるプレートが掛かっていました。ここで左に良く踏まれた道が降りていますが先頭がすぐ倒木などに行く手を阻まれたようです。このため古戦場跡方向に少し引き返し改めてテープを頼りに下りました(先ほどのルートは途中で合流するようです)。この先は尾根を外さないように下り、途中「宮迫講山境」のプレートを見送ると三角点ピーク(365.5m)に着きました。古戦場跡から15分ほどでした。
三角点は登山道の真ん中に半ば埋もれるように置かれていました。三角点からも展望は得られません。この先は一部踏み跡程度の道もありますが要所にはテープもあり、自然林の快適な道を下っていきます。三角点から20分ほどで鉄塔管理道に出ました。
○管理道合流点12:36〜宮園登山口13:17
管理道はよく手入れされ幅広い水平道が南西方向に延び、合流点には「←折敷畑山」の黄赤テープが巻かれています。宮園登山口から山頂に向かう場合にはこの進入口を見落さない注意が必要です。
管理道合流点から4分で左はつゆ太郎登山口、直進の尾根道は鉄塔65号、右が宮園登山口の四叉路分岐に着きました。とりあえず鉄塔へ進んでみました。鉄塔からは背後に野貝原山から極楽寺山方面、前方は宮島が望めますが平成22年当時に比べると展望は劣っていました。
改めて分岐から宮園登山口へ向かいます。下山口には「←折敷畑山」のテープがありました。えぐれた道を下ると管理道らしい概して良い道が続きます。四叉路分岐から20分ほどで鉄塔展望地に着きました。鉄塔は3本あり展望の無かった山頂に変わって何れの場所からも四季が丘や宮園の団地と瀬戸内海と宮島、船倉山などを望むことができます。三番目の鉄塔から下るとすぐ舗装路に変わり、4分で団地の外周路にました。前は山陽自動車道です。
この宮園登山口には資材販売店の看板と鉄塔標識(鉄塔2号)そして「折敷畑山入り口→」の小さな木札が掛かっています。登山口からは宮園中央公園の先にあるバス停に向かいます。右手に進めば自動車道の横断橋ですが、左に進み「五日市32」とあるトンネルを潜りました。最寄りバス停は宮園中央バス停ですが少し歩いて宮園1丁目バス停を利用しました。
広島里山紀行記