【山 名】 吾妻山(庄原市比和町)
1239m |
【登頂日 】 H22,9,18 |
【アクセス】
庄原IC→県道432号→県道255号→吾妻山国民休暇村 |
【 コース
】
○駐車場→小坊主→池の原→登山口標柱→小弥山→山頂
○山頂→大膳原→南の原(尾根ルート合流)→キャンプ場→池の原 |
【情 報】 ◆駐車場:吾妻山国民休暇村
◆ トイレ:吾妻山国民休暇村、大膳原野営場 |
【概 要 】 ○ 先週は比婆山から吾妻山を見た。今度は逆に吾妻山から比婆山を望むことになる。
○ 三連休、しかもマツムシソウが報道されたこともあってか多くの登山者。その花は「小坊主」の方に見られたのでと
もかく花を追って登るが概して小振りである。下って池の原には全然見られない。10年ほど前に初めて出会ったとき
は、花の名前を知らないままあまりの見事さに写真を撮ったのに、今は小ササの繁茂に任せている。放牧を止めてから
の植生の変化は大きい。
○ 池の原を過ぎて登山口標柱から山道となるが、ここからほんの少しだけ木陰が得られる。がすぐ日差しが戻り同時に
左手に特徴ある猿政山が顔を出す。一登りすると小弥山、ここにはベンチがあり展望も開け一休みに最適。
ここからは展望も開けて前方には山頂が指呼の距離で望め快適な歩きとなるが、滑りやすい土質となる。咲き始めた
秋の山野草を楽しみながら進み空が抜けると山頂である。
○ 山頂は大にぎわい。360度の展望が開けるが、今日は大山までは見通せない。かなりの登山者が烏帽子山など目指
す様子である。
○ 下山は大膳原に寄り道したうえで、山腹を巻き南の原から駐車場を目指すコースとする。大膳原への分岐は山頂から
南の尾根を5分ほど下り左折する。途中、岡山、松江の団体と交差する。皆な高齢者の集団である。
樹林帯に入ると南の原との分岐。左にとり穏やかに下っていくとかつての放牧地、大膳原の気持ちの良い平原が広がる。
○ 大膳原から見る比婆山連山は手の届く距離に感じられる。標柱に従い島根県の野営場に向かう。夏には林間学校が開
かれたのであろう。名残のキャンプファイア跡が見られる。ベンチ、トイレもあり縦走路の格好の中継地である。
○ 大膳原からはもとの分岐に戻り南の原方向に進む。最初は少し登るものの後は下り、平坦地と整備された道を歩くこ
とになるがブナ、クヌギ類の樹林を抜ける快適なトレッキングコースを楽しめる。前方が明るくなり南に展望が開け閉
鎖されたドルフィンバレースキー場が見えてくると南の原の分岐で山頂からの尾根コースが合流する。
○ 合流点のすぐ先には左に林道への道が下り0.7kmとある。ここからは格段に道が良くなり、クルミの大樹などを楽みな
らが進むと舗装路に出る。舗装路なりに下ると大池を経て休暇村駐車場に出るが、今回はすぐの第2キャンプ場駐車場
先から池の原に出た。今日の吾妻山は先週の比婆山に比べ日陰が恋しかった。
広島里山紀行 記
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