岩渕山・感応山

 

 【山  名】    岩渕山・感応山    地図
 【標  高】  733m 530 m
 【場  所】  広島市佐伯区湯来町
 【登  頂】  H20,4,9
 【メンバー】   同道二人
 【コース】 

   ○湯の山温泉駐車場10:00→湯の山温泉入口10:10→東屋10:15→弘法大師祠10:16→スポーツセンター分岐点10:36
     →感応山・岩渕山分岐点11:04→感応山11:08−12:20→岩渕山分岐点12:25→尾根12:27→岩渕山直下急登12:50→
     岩渕山13:00

    ○岩渕山13:15→感応山・岩渕山分岐点13:40→休憩ベンチ14:05−14:20→スポーツセンター分岐14:25→
     弘法大師祠(分岐)14:40→旧湯治場跡14:45→湯の山温泉駐車場14:53
  

 【概 要】
    ○ 満開の桜に迎えられ広島藩浅野公湯治場の標柱が立つ湯ノ山温泉口から登る。民宿の看板の掛かる温泉宿の間
   を登り左折し、うたせの湯の温泉館の前を登ると広場と東屋がある。ここから1分で弘法大師祠があり、右から
   湯ノ山明神社からの登山道が登っている。


  ○ ここから先は遊歩道も最近は整備されていないようで、すぐササの被さるジグザグの急登になる。時折現れる木
   段は朽ちかけステップもあり歩きにくい。祠から20分も歩くと左からスポーツセンターからの道が合流するが、
   標識もしっかりしておりこの道は整備されているようで幅も広そう。
    5分も進むと右手に石階段で展望台への道がある。左手の谷の向こうに岩渕山の岩の断崖を見て進むが道は快適
   である。


   ○ 落葉した木々の間越しに感応山を見ながら、巻くように尾根に向けて急な登りを進むと尾根道に合流する。左手
   に掛かった手製標識に従って左に感応山へ進む。右は岩渕山への登路だ。馬の背のような尾根道だが全く危険性は
   ない。数分で感応山 に着く。


  ○ 山頂は南側に突き出た尾根の先端で一基のベンチがある。先端の断崖絶壁の岩の上からは、目前に大きく東郷山、
   眼下に水内川、南西方向に阿弥陀山と展開し、さらに遠景には判別できない山々の眺望が楽しめる。そこかしこに
   タムシバの白い花が見られる。


   ○ 岩渕山へは先ほどの分岐まで戻ることになる。眼前に被さるように見えるのが目的の山だろうか。分岐からの道
   は完全な山道となり、2分ほどで尾根に出る。ここからは終始、雑木林の中の背の低いササをかき分けるような道
   で実に快適。もっとも意外に多くの人が利用するのだろうか、道そのものはよく踏まれているの心配はいらない。
    時折傾斜は緩むものの、急登の連続である。10分ほどの超急登をこなし、点在する岩の間を越えると前方が明
   るくなりピークに到着する。道の右手に開けた岩場があり手製標識に岩渕山 とある。感応山分岐に岩渕山へは25
   分と手書きされていたが、とてもその時間では到着できなかった。


  ○ 岩渕山からの展望は素晴らしく先ほどの感応山が眼下に見える。遠景には東郷山の山容が素晴らしい。ただ実際
   の岩渕山はここを過ぎ、一旦鞍部におりて、急登をこなした20分先のピークだという。天候が思わしくないので
   展望はそこそこにして下山とする。


  ○ 帰路はよくぞと思う急坂を下ることになる。スポーツセンター分岐の手前のベンチが2基ある展望台で休憩。し
   かし、谷の向こうの南画を思わす断崖美も樹木が生長して充分に堪能できない。スポーツセンターへの分岐を過ぎ
   ると、自然石と木の階段が待ちかまえる。登りと別コースを取り弘法大師祠から左折し、湯の山明神の社、霊水汲
   み場を経て石鳥居をくぐり坂道を下りて駐車場で下山を終了。ここで満を持していたかのような大粒の雨。
    タムシバの盛りだがミツバツツジは少し早いようであった。
  
 
                                                                     文責 広島里山紀行

 

      感応山
   
 
     岩渕山です
   
 
    岩渕山からの下り
   
 
                   感応山の展望岩、左奥に東郷山が
  
 
                        岩渕山からの展望
  
 
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