【山 名】 天上山 972.6 m 【登 頂】 H19,3,23 【コー ス】 天上山林道入口(矢神原集落)→林道登山口→岩場取り付き→崩落地→馬の背岩→山頂 【メンバー】 【概 要】
○ 平成18年の大水害の影響で不通であった天上山林道が開通したという情報を得た。湯来町から国道433
号線を東進し、山ノ湯温泉を過ぎて矢神原地区から天上山、龍頭峡の標識に従い進入する。林道上には倒木を
整理した跡、土砂流出の跡などが見られるが、情報通り通行に支障はない。煤井谷コースの起点であるお宮の
前を通過し進む。煤井谷コース入口は鬱蒼としたいかにも深山の雰囲気である 。○ 更に進むと峠に達するが、峠を通過直後の左からの石ケ谷林道合流点を見送ると、すぐに右に舗装された
天上山・滝谷林道 が分岐する。取り付きは路面が波打っているので徐行する。以後は特に路面の状況は悪くな
いが、崩落した土砂が路面にはみ出でた個所、小枝のはみ出た個所もある。○ 10分程進むと左手に登山口 の標柱がある。前方、林道の右手には煤井谷コースからの登山路が来ており、
標柱がある。少し偵察してみたが、ここまでの同コース上の最高ピークのようである。○ 取り付きから早速急な木階段が始まる。登り切ると左折し、ここからは山道となり右下に林道が見えている。
○ ここからは終始尾根道となるが、登山道は草刈りされよく踏まれた道で快適である。階段上部から10分程で
岩場が始まるが、この辺りから左右に展望が開ける。岩場の中間点付近で左が大きく崩落しており、右にルート
をとることになる。○崩落地の上部に岩場のハイライトである馬の背状の岩場が現れる。岩場は右側が切れ落ちており、最下部を
除いて登頂は無理である。ここからは東から西にかけて展望が開け東郷山、阿弥陀山などの他、山名は定かで
ない山並みがみえる。この個所を過ぎ岩場の終端になると天上山が見える。○ ここから頂上までには4個所の急登を経験することになるが、岩場終端から2個所目の急登(山頂からここま
での下山所要時間10分)にかかる頃から、モミの木が目立つ樹林帯に入りササも増え倒木を潜ることも多くなる。
山頂直下の平坦部を過ぎるとアキレス腱ストレッチ体操のような急登となり、あえぐこと15分程で山頂。○ 山頂はかなり広い平坦地。展望はヒノキ、スギの植林が邪魔し、西方向にだけ開け雪の十方山、恐羅漢山、
掛頭山などが見られる。ただ、この時期は南側は落葉で梢越しに大峯山などが見える。今日は春霞もあり吉和
冠は確認できなかった。○ 今日の山頂は暑いぐらいの陽気だが、北側の龍頭峡・井仁集落コース側には所々に雪も見られ空気もひん
やりしている。植林帯で展望のない井仁集落からのルート(平成14年9月に利用)に比べ、このルートは明るくて
気持ちがよい。
広島里山紀行 記
天上山・滝谷林道からの登山口 林道工事のおかげか整備された登路
整備されているのはここまで 岩場の始まり
岩場の上部にでました 岩尾根のようですが危険ではありません
展望が開けてきます
崩落地 背後に馬の背の岩が見えてます
大木が見られるようになる 意外に急坂です
倒木も多い 山頂に着きました
山頂は少し開けています
芸北の山並みが遠望される
高い位置に表示板が 下山路 馬の背の岩 馬の背の先端部は厳しい
下山です
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