朝日山
【山 名】 朝日山 【標 高】 454m 【場 所】 竹原市 【登 頂】 H21.1.20 【コース】
○ 成井浄水場→最終民家→第一堰堤→第三堰堤→ため池(山頂30分標柱)→標柱(山頂・成井分岐)
→標柱(山頂・大井分岐)→車道→遊歩道→山頂
【概 要】
○ ショッピングセンターの駐車場から中学校に向かう。中学校正門先に成井浄水場があり案内標柱がある。これに従
い分岐を左に取る。ここから坂の上に最終民家が見えるがそれを目ざし、狭く傾斜のきつい舗装路を進む。左右には
民家を挟んで畑が点在しているがイノシシ、鹿の食害防止柵が張られている。ここまでには手製の案内標識がありそ
れに従う。
登山口 となる最終民家は既に廃屋となっているが母屋と作業小屋の間を進入する。すぐ右に沢を渡る小橋があるが
これは無視して、沢沿いに直進する。ここからはため池まで沢に沿って進むことになるが、以後は案内表示はなくテ
ープに従うことになる。沢に沿ってと言っても沢の中を歩くことも多い。沢は涸れ沢であり歩行に問題はない。
ため池までは左右に棚田跡らしき石垣が続いている。一枚一枚は小さく岩屑が多く先人の苦労が忍ばれる。登山路
はかつては耕作道として整備されていただろうが、今は放置され登山路としても手入れされてはいない。ただ古い木
段が点在するから一時は手入れもされたのだろう。道は非常に歩きにくく、沢のゴロ石、滑りやすく道を隠す落ち葉、
道に被さる篠竹、倒れかかった倒木、手入れが不届きの竹林、これでは車道が通じていることを考慮しても人気がもう
一つな訳だ。
さて、登山口の最終民家を過ぎると早速篠が覆い被さってくる。10分ほどで小さな堰堤を右下に見て、5分ほどで
三つ目のしっかりした堰堤至る。第三堰堤から30分で手入れの悪い竹林に入る。そこから10分余りで上空が明る
くなり小さなため池の横に出る。ため池堤防の記念碑には大正7年の年号が読み取れ下流の田圃に給水していたの
であろう。従ってここまで石垣跡が見られる。ここに初めて山頂まで30分の標識がある。
池からイノシシのねぐらかと思う篠ヤブを過ぎ5分で尾根に出て標識(成井分岐)がある。この手前にはロープが
あるが、この分岐は下山時に要注意。ここから2分ほどできれいな孟宗竹林になるが、ここからは道も格段によくな
り快適に進める。
20分ほどでまた尾根に出て上空が開ける。 標柱(大井分岐)があるが、ここからはガードレールが望め車道に出
たことが分かる。2分ほどで車 道に出る。車道を3分ほど進みNTTの電波塔をスギた先のカーブのガードレールの
切れ目の所から地道の遊歩道が水平に伸びている。テープが巻かれているが案内はない。少し進むと分岐で左に階段
が登っている。直進してもよいが今回は階段で距離短縮。登った先には建設省無線中継所があ り、その先に観音像や
展望所が見えている。左下に駐車場を見て進むと山頂。
山頂は随分広く、展望所や東屋、ベンチが整っている。南側は瀬戸内海で左から生口島、大三島、 上大崎島、下大
崎島、架橋が出来たばかりの豊島、上蒲刈島と連なっているが、少し霞み四国は見えない。北側には山並みが連なり
広島空港が眼前である。広島里山紀行 記
荒れ沢と
倒木が道をふさぐ
さすが竹原、美竹林です
一旦舗装路に出て
竹原市街と瀬戸の海
山頂です
ため池が、耕作の証
登山口になります
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