○ 四季彩ロード入口、観光案内所を見過ごししばらく西進する。明確な標識に従い左折し万年山を目ざす。
途中、 万年温泉や別荘地を過ぎ、祠を右に見るとすぐ吉武台牧場に着く。ここには、案内図板がある(本来は
ここで進入禁止となり、作業場の前に駐車することになるらしい)。
○ゲートがあるが開いているので進入する。ここからも舗装路が続くが正味一台分の道幅しかない。対向車
のないことを祈り進む。さらにゲートがあるがここも開いている。一本道は丘状(ここは下万年台と呼ばれる台
地)の牧歌的な風景の中を進む。
○ 右にミヤマキリシマの群落を見ながら、やや下った所にトイレ、避難小屋がある。ここも小群落があるが
盛りは過ぎている。さらに登り返すと行き止まり。ここが実質の登山口になる。駐車し下山中の二人組に聞くと
山頂まで10分とのこと。拍子抜け。気づかなかったためお気楽登山となる。ただ牧場入口で駐車したら炎天
下少々くたびれたろう。
○ 駐車地からすぐ階段が始まる。階段と舗装路で遊歩道化してある。山頂はメーサ台地で広く、上万年台と
呼ばれ、方位板やベンチもある。視界は360度に開け、南に久住連山が、西に釈迦岳らしき山、東に福万山か
ら耶馬渓あたりの山並みなど見えるが名前は分からない。
○ 山頂からササの道が西進し、山浦下園登山道コース・鼻ぐり岩(台地の西端らしい)まで3.1kmの標柱
がある。進む途中、ミヤマキリシマが点在しているが量は少ない。ササは一部で腰上までありかき分けて進む
が、道そのもはよく踏まれている。
○10分程進むと道は下り気味に前方の灌木の中に入るが、左にも踏み跡が下りている。ここを左折すると
すぐ前方の開ける岩に出る。前方には久住連山方面がよく見える絶好の休憩地。本日はここまでとする。
広島里山紀行 記
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