pinkwをcc0000に変更 cc0000を ff00ccを ff69b4 ・・・・・・・・・・・・・・ ハート 集結
【山 名】 | 大海山(オオミヤマ) (亀尾山) |
【標 高】 | 324.6m |
【場 所】 | 山口市秋穂 防府市台道 |
【登 頂】 | H24.4.7(土) |
【アクセス】 | 車利用 山陽道廿日市IC→山陽道防府東IC→国道2→国道25 |
【行 程】 |
○30番札所入口11:28→30番札所11:37−11:46(この間、不動院往復)→大正池11:46→ 千防川砂防公園コース合流12:22→平岩展望所12:30−13:08→山頂13:28 ○山頂13:54→立岩コース・不動院分岐14:01→第二立岩14:09−14:19→立岩展望所14:21−14:58 →下山口(不動院分岐)15:32→国道15:4 ゆっくりのタイムです |
【情 報】 |
駐車場:広い舗装駐車場があります トイレ:今回のコースにはありません(1.5km南下すると道の駅があります) |
【メンバー】 | 同道二人 |
【概 要】
大海山は山口市秋穂と防府市台道との境界にあり地図上では亀尾山と表記されています。一般的には千防川公園を起点にして大海山と勘十郎岳を縦走するコースが人気が高く、このコースでは大海山と勘十郎岳と全く異なる山容の山歩きを楽しめるようです。
今回の大正池から登り立岩へ下るコースは、原則的には照葉樹林の中を歩きますが、それだけに山頂からの周防灘と大海湾・秋穂湾の眺望は一層すばらしく感じられました。また展望個所が多くつい時間を忘れてしまいます。最近ルート開発されたとされる下山路はフワフワと足に優しい道でしたし、とくに立岩のオベリスク然とした姿と展望の良さは期待を裏切るものではありませんでした。
○ 防府市台道で2号線から25号線へ入り、さらに58号線の分岐を過ぎます。ここから約1.5kmで信号機があり、右手にみかん園の看板があります。この先約100mの右手が広い駐車場です。
○ 駐車場から25号線沿いに天神川の小橋を渡り南に約100m進むと右手に30番札所入口の案内板がありここを入ります(@)。舗装路を進むと見頃のヤマザクラの奥に大海山の山頂や立岩などが望めました。案内板から6分ほどで30番札所の表示があり左折します。振り返ると穏やかな大海湾が見えています。30番札所の表示から1分でまた30番札所、不動院大師堂の表示と亀尾山(大海山)登山路の案内があり2分で30番札所です(A)。
○ 30番札所から左に進むと大正池があり、その先には海が見えています(B)。池の端に亀尾山(大海山)登山路の案内がありますが、右にも大海山の札が下がっていますので確認のため右に2分ほど進むと不動院があり奥に滝が見えています。不動院の谷の向こうにコンクリート階段が登り、大海山東尾根登山口の札が下がっていました。
○ 30番札所に戻り大正池のほとりを6分ほど進むと沢で山道らしくなり、ここが実質の登山口の感じです(C)。沢から4分でいきなりロープが掛かり前途多難を感じますが、5分ほどで歩きやすい支尾根の道なります。周りは小径木の照葉樹林ですが先日の強風で小枝が散乱していました。沢から14分で一旦辺りが開け、振り返れば先ほどの大正池がかなり下になっています。再度樹林の中の道を喘ぎ、前方が開けると千防川公園からの道が合流します。沢から30分でした。
○ 合流点は二島方面に視界が開け、湾の先に阿知須のきらら博記念公園のドームが白く見えていました(D)。ここからは主尾根の一段と良い道になり時折梢越しに火の山連山の南端部が見えます。視界のない道を進むと合流点から7分で平岩展望所の表示があり右が開けています。
○ 平岩展望所は名の如くテーブル状の岩で前面が開けており、ここで初めて防府市から大海湾や秋穂の展望が得られます(E)。ここで遅い昼食としました。元の道に戻り樹林の道を登ると平岩から16分で分岐に出会いますが、左は勘十郎岳への縦走路です。この分岐から4分で上空が切れると大海山の山頂です。
○ 大海山の山頂は三角点が置かれ、手製のベンチが用意されています(F)。南方向に展望が開けやや霞んでいますが九州の姫島も望めました。左手から楞厳寺山、佐野山、西目山、右田ケ岳、大平山、右手には串山連山等が、そして北方向には亀山を始めとする火の山連山と以前登った懐かしい山々が望めます。
○ 十分展望を楽しんだ後は立岩コースをたどるため、登って来た道とは反対方向に下山します。下山口からは早速急な下りになり、2分ほど下ると福西山と立岩・不動の滝(東尾根登山口)の分岐です。さらに4分で立岩と不動の滝(東尾根登山口)との分岐で左手の道を下ります。ここからの道は相変わらず急な下りですが、新道らしくコシダやウラジロが刈り払われた後の道はまるで絨毯を踏むようにフワフワし足に優しい道です。下るにつれて岩が現れだします。
○ 分岐から8分で第二立岩と表示された岩です(G)。オベリスクのように天に向かって突っ立ている大岩の姿はまさに感動ものです。眺望は立木に幾分遮られるものの大海湾や小浜山が望め、そして西側には不動の滝コースのある尾根が指呼の間です。
○ 第二立岩から3分で立岩展望所の表示があり岩を回り込むとテーブル状岩の上に出ます(H)。天空に突き出たような岩からはより近い位置に瀬戸内海や秋穂東の集落と大海湾が広がり、眼下のエメラルドグリーンの第二大正池が印象的でした。まさにその眺望は第一級です。
○ 立岩展望所からは格段に岩の多くなる道ですがフワフワの道は続きます。テープは随所に巻かれ要所にはロープなども掛けられており整備された方のご苦労が偲ばれます。7分ほど下ったところにも展望の岩がありました。岩の道を終え樹林の中の穏やかな道を下ると前方が開けて満開のサクラが目に飛び込みました。
○ 出たところはみかん園の最深部で、テープが巻かれた木の根方の地面に立岩コースのプレートが置かれていますが、注意しないと見落とすかも(I)。右に道が分岐していますがこれは登りに確認した不動院や30番札所へ繋がりますので、ここは直進気味に左折します。左手に第二大正池を見て、よく手入れされ庭園のようなみかん園の中を進み墓所をすぎると25号線に出ました。出たところには信号機があり左手にみかん園の案内板が掲げられています(J)。右折して約100m進めば駐車場です。
広島里山紀行 記
大正池経由の登山コースはここから @ | 大海山と立岩が望めます |
30番札所です。大正池はこの前を右に進みます A | 不動院です。東尾根コースはここから マウスを乗せると |
掲げられた表示に従い大正池の左手を進み B | ここが実質の登山口と云えるでしょう C |
樹林を抜けると背後に大正池が | 支尾根の快適な道 |
主尾根に向けてやや急な坂を | 主尾根で公園コースと合流し D |
合流点では二島方面に視界が開け、山口湾の先に阿知須のきらら博記念公園のドームも | |
快適な尾根コースですが視界は今ひとつです | 平岩展望所 E |
大海湾を正面にして防府市から秋穂かけての展望が得られます | |
左へ勘十郎岳への縦走路が分岐します | |
大海山の山頂です F | 山頂の三角点 |
二島山楽山歩の表示の掛かる山頂の広場。よく手入れされています。 パノラマスクロールはこちらへ | |
大海湾を中心にして左手から楞厳寺山、佐野山、西目山、右田ケ岳、大平山など。右手には小浜山、串山連山等が | |
北方向には亀山を始めとする火の山連山が | 立岩コースに下山です |
福西山と立岩・不動の滝(東尾根登山口)の分岐 | 立岩と不動の滝(東尾根登山口)との分岐 |
新道らしくフワフワの道でした | 下山コースは各所で展望を楽しめます |
オベリスク然とした姿に感動 G | 垂直に立つ岩面越しに秋穂方面を |
第二立岩と表示された大岩からの展望 | |
|
|
立岩展望所の大岩、背後に第二立岩がみえます | 眼下にはエメラルドグリーンの第二大正池が |
天空に突き出した立岩展望所。コース最大のハイライトです H |