【概 要】
○ 54号線赤名トンネルを越え、上り車線の登坂車線開始付近左側に酒屋がある。酒屋脇に左に下る細道がある
ので進入する。なお数十メートル先にはやや広めの道がある。神戸川に沿って2.5km1車線の道を進むと、庭にバ
スケットボールのシュートリングのある最終民家に至る。民家前で舗装はとぎれ、未舗装の車幅一杯の林道が続く
(民家手前に谷川沿の荒れた林道が右手に登るがこれは違う)。路面はさほど悪くはないが乗用車にはやや苦しい。
○ 民家前を進むとすぐ右上のトタン張り小屋前に「女亀山島根県自然環境保全地区」の標識がある。左に沢を見な
がら林道を進むと右手に「町有林資材庫」がある。ここから数分で林道が右に大きくカーブする三叉路がある
(路肩に「水源かん養保安林」の黄色い菱形標識がある)。ここは林道を外れ、直進気味に植林地の中の細道を取る
と、すぐに「島根県自然環境保全地区」の立派な表示板のある広場に至る(ここには数台分の駐車スペース)。
○ 広場が登山口
になり整備された山道が続く。なお、ここを含め登山口の案内標識は一切無い。進むと木橋があり
スギ植林に入る。沢は右に変わり進むと、左手に神戸川源流の碑があり伏流水が現れている。スギ植林がヒノキ植
林に変わるあたりから傾斜が増し、ジグザグの道を終えると直登の木階段道が始まる。登り切ると尾根に出でる。
○ 尾根からはブナとミズナラの混合林に変わって、快適な山歩きとなる。道にはブナの実が多数散乱している。
直下の階段を上ると北面して女亀山神社があり、その先がかなり広い一等三角点の山頂。山頂
からの眺望は木立に
遮られる。この時期は落葉しているため木立越しに三瓶山が遠望できた。やや風が強いので東に少し下った地点
(ブナの巨木が1本倒木している)で昼食。
広島里山紀行 記
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