大野城山
山 名 大野城山 標 高 256.6m 場 所 廿日市市大野町 登 頂 H19.3.28 コース ○登山口11:30→鞍部12:17→山頂12:29
○山頂13:19→馬のたらい13:26→丸穴、刀掛け14:42→
西の展望岩13:31−14:33→山頂14:43→下山15:34
【概 要】 ○ 大頭神社 を過ぎ、左下のいもせ遊園地に向かう車道に入り滝山橋を渡るとすぐ左手が登山口。手製の標識がある。経小屋林道が奥へ延びているが舗装はここで切れる。左手の高台に上がるとベンチのある広場で休憩所とトイレがある。
○ 登山口 はトイレ棟の左手で、「城山登山口 尾根筋」の標識がある。すぐシダ付きの明るい登山路となり、これを越えると樹林となるが、2個所ほど風化花崗岩の滑りやすいザレ道を通過する。
樹林までに数個所眺望の良い所がある。何れもシダの斜面の小岩の上で、ガイドブックで第1展望台、第2展望台と呼ばれているのがこれらであろう。いずれの場所からも旧大野町の中心部から広島市街地と北側の山々、そして大野の瀬戸を挟む対岸の宮島が眺望出来る。この日は黄砂の影響で透明度が低く折角の大展望の半ばであった。○ 急登が緩むと樹林となる。坦々とした道を進むと鞍部に達する。真新しい標識があり、左は行者山、たいこ岩、右は経小屋山、城山となっている。左の道もよく手入れされているので、少し覗いてみるが、行者山と思しき山は、一谷越えるようである。鞍部からは右に城山の山腹を巻いて行くことになる。登りになり虎ロープの掛かった道を進むと左に大岩がみえ、大岩には四角な穴があり広島方面の展望も良い。登り切ると山頂。鞍部から10分である。
○ 山頂 は狭い頂上広場に四等三角点の標石と「史跡門山城(かどやまじょう)跡」の石柱と説明板がある。
ここの展望岩からは視界はやや狭いが、眼前の厳島から広島市街地の大眺望が展開する。北側には露出した塔岩があり、そからは木の間越しに経小屋山、その他北に続く山々が望める。○ 山頂の説明板の裏の道を進むと柱穴跡の標識があり、柱穴、かたな掛け岩とある。この道を更に進むと、山頂から直進する道と合流する。合流後、直進道を10分で、「経小屋山」と「馬のたらい、西の展望岩」の分岐点に達する。右の経小屋山への登路はかなり急降下しているが、このはるか先で経小屋林道からの道と合流する
鞍部四差路に出る。
左の尾根上の大きな露岩に「馬のたらい」との案内板が掲げられれている。岩と岩の間を廻り込みその大岩の上に立つと、上面に長方形の穴が穿かれており、水がたまっていた。馬のたらい岩を過ぎ5分で西の展望岩に達する。○ 展望岩は南方向に延びる支尾根上に連なる岩脈の頂点に位置する。岩からの展望は頂上より優れ、大野浦駅が眼下に西は大竹、岩国からは東は広島方面、また大野浦対岸に有る厳島の山々、そして山陽道に行き交う車も手に取る様に分かる絶好の展望所である。
厳島の山々のうち弥山は駒ケ林の後ろで見えないが、駒ケ林の右に前峠山、正面に岩船山が見える。かつてはここから直接大野浦に急降下するルートがあったようだが、今はとても進めそうもない。広島里山紀行 記
登山口になります
コシダの急登
山頂直下です
山頂に着きました
展望岩から、正面に宮島
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