呉娑々宇山・高尾山  

 【山  名】    呉娑々宇山・高尾山  682.3m  424.5m
 【登  頂】   H22.10.28
 【アクセス】   往路JR広島駅→広島バス新幹線口バス停→安芸高校入口バス停
            復路:みくまり峡入口バス停           
 【 コース  】   
           ○登山口9:07→調整池・墓地9:10−9:17→広島高速1号線ガード9:25→鉄塔9:30→支尾根9:40
            →岩屋観音跡10:00−10:10→岩屋観音展望岩10:20−10:25→高尾山10:40→鉄塔10:58
            →林道分岐11:13→鉄塔11:20→林道呉娑々宇線合流11:24→水分峡分岐(尾根合流)11:34→
            バクチ岩11:37−11:40→休憩広場分岐11:44→山頂11:58
           ○山頂13:35→水分峡下山分岐12:50→展望東屋13:38−13:45→水分神社14:04→管理棟14:12
            →みくまり峡入口バス停着14:32
      
 【情  報】   ◆駐車場:登山口付近にはありません
             ◆ トイレ:水分峡までありません
 【メンバー】   美7名
 【概   要 】   
          ○ 県道70号線の安芸高校入口バス停で下車します。一つ先のバス転回場で下車した方がさらに近かったようで
            すが。その先の道がカーブする地点に病院の案内板がありますので、そこの細い道を右に入ります。
             道なりに平林団地の中を進み突き当たった所で左に進むと、民家の前に細いコンクリート階段が登っていますが、
            ここが登山口です。

           ○ 急な階段を登ると左手に調整池と墓地が現れ、この先から林の中に入ることになります。3分ほどで「平林」と書
            かれた中国自然歩道の標柱があり、左に平原橋0.3km、右に岩屋観音1.2kmとあります(これが上温品バス停
            や上温品小学校バス停から登ってくる正規ルートのようです)。
              進むと赤く塗られた広島高速1号線のガードが現れます。これをくぐると右手に高速道が見えますが、ここの標柱
            は温品町畳谷とあり岩屋観音1.0km、上温品小学校バス停0.9kmと書かれています。
 
           ○ 急坂を登ると鉄塔に出ますがここからは初めて広島市街地、広島湾方面の眺望が得られます。辺りにはサクラが
            植樹され、シカの食害防止のためか網で囲まれています。ここを過ぎると滑りやすい岩場を越えて谷に入り、木橋を
            渡るとジグザグの急坂です。
              何とか登りきると左に井戸の跡を見て岩屋観音跡です。広島高速1号線のガードから35分かかりました。西側に
            は温品の町並み、二ケ城山、牛田山、武田山と展望が開けています。

           ○ 観音跡から10分ほど頑張れば岩屋観音上の展望岩に到着です。好展望で府中町や広島市街、広島湾、絵下山、
            武田山などのなじみの山々、遠くは岩国方面まで望めますが、開通新たな広島高速の蛇行する高架が印象的です。
            また、今日の予定であった白木山の辺りはすでに時雨れている様子が見えます。

           ○ 滑りやすい山頂を下ると高尾山への岩場が始まります。虎ロープもいつの間にか張られており感謝です。ここは下
            りに使うと苦労するでしょう。7分ほどかけて登ると広島市街地を背景に先ほどの岩屋観音の頂が望めます。
             岩の間をすり抜け15分で高尾山の山頂ですが、三角点があるものの特に展望も無くただ大岩に高尾山の文字が
            見られるだけで 先を急ぎます。

           ○ ここからは歩きやすい尾根道ですが10分ほどで見晴らしの良い展望所があります。さらに所々岩などを越えなが
            らアップダウの道を淡々と進みますが、時に海側に開ける景観を楽しみます。高尾山から15分ほど歩くと、初めて呉
            娑々宇山の電波塔が見えますがまだまだ遠いようです。
              左に西の畑分岐を見送って坂を登ると、高尾山から40分で鉄塔です。ここも展望が良いのですが、本日は風が冷
            たく風を避けての一服です。

           ○ ここから急坂を下ると「高尾山1.2km、呉娑々宇山1.7km」と案内のある三叉路に出ます。左は「惣の谷、西の
            畑バス停」の小さい手書き表示、右は「榎川源流85m、林道720m」の表示がありますが直進の急な坂を進みます。
              やがて次の西の畑分岐を見送ると鉄塔で、下には林道呉娑々宇線の舗装路が見えます。下ると立派な道には両
            側に車止めが作られ交通を遮断してありますが、この道の使途は何だろうと思ってしまいます。

           ○ 前回は林道の下手から登りましたが今回は上手に進んでみました。表示はありませんがそれらしい道が登ってい
            ます。ここからは植林の急坂を登りますが、疲れた足にむち打ち10分頑張れば尾根に出て水分峡からの道と合流
            です。
             さらに3分でバクチ岩ですがここも展望が素晴らしく、正面に黄金山を中心にした広島市街地が、左に鉾取山山系、
            右に武田山の山並みが展開します。ここからの尾根道は両サイドの樹木が間伐され歩きやすくなっていました。

           ○ バクチ岩から15分あまりで山頂ですが、山頂にはバクチ岩と同様に新しい標柱が立っていました。展望のない山
            頂は冷たい風が吹き抜けていました。風を避けて昼食です。

            ○ 下山は水分峡へ向けて下ります。山頂から15分で高尾山からの登路を右に見送って進みます。今にも降り出しそ
             うな冷たい雨を心配してつい早足になります。
              高尾山分岐から45分で4回目の林道横断しさらに3分で展望の東屋 に着きました。どうやら雨の心配もなく小休止
             となりました。ここも木の生長により少し展望が遮られるようになりましたが、それでも宮島を正面に広島の町並みが
            展開しています。

           ○ 東屋から10分で5回目の林道横断で公園領域に入ります。ここから水分神社を経て15分あまりで公園管理棟
            ですが、みくまり峡入口バス停まではさらに20分歩かねばなりません(最寄りバス停は、つばきバスのみくまり病院
            入口バス停になります)。
             今回は当初、白木山の予定でしたが予想に反し天候不良で急遽変更になりました。

            
    
 【過去記録】      H20.10.30
                                                              文責 広島里山紀行

            

           
          9:07         登山口になります      9:25      広島高速の下をくぐります 
           
      

      
     9:30     鉄塔、最初の展望地です         10:00     岩屋観音跡に着きました 

      

      
          観音跡から見上げる展望岩です       10:20      展望岩からの景観

      

      
     10:25   すでに白木山方面は時雨模様      10:30      高尾山へ向けての岩場

      

      
     10:34   岩屋観音の展望岩を振りかえると       10:40       高尾山の山頂です 

      

      
     10:58        展望の鉄塔      11:10    呉娑々宇山はまだ遠い

      

      
     11:25    林道からの登山口です      11:37    バクチ岩に着きました

      

      
     11:58    ようやく山頂到着です      14:04     水分神社に下山です

                               
                                                       岩屋観音展望岩から

              
                                   バクチ岩からの展望 

              
                                       コース概念図 
                この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
                    及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。(承認番号 平23情使、第577号)


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