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【山 名】 | 高鉢山(谷和) 608.4m |
【登 頂】 | H22.12.19(日) |
【場 所】 | 広島県大竹市 |
【アクセス】 | 国道2号線→県道42号→谷和林道 |
【情 報】 |
駐車場:谷和集会所を拝借 トイレ:ありません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ |
【メンバー】 | 同道二人 |
○ 高鉢山への道は剣上山の登山口を左に見て田んぼの側を進みます。イノシシ防止柵を越えて左に沢を見ながらスギ植林地の中の細い道を進むと、12分で右手から来た林道に出会います。ここにも左手の植林帯の中へ剣上山への登山道が登っていますが、山火事防止の表示板とテープがあるだけです。予備知識がないとそれとわかり難い個所です。
○ 林道は未舗装ですが十分に広く快適に歩けます。植林帯はすぐ赤松と雑木の混合林に変わりますが、今の 時期は落葉し意外に明るい雰囲気の中を歩けます。合流点から12分で右手にかなり広い湿地帯
があります。 今は乾燥していますがミズゴケが繁茂していました。
○ さらに2分で最初の分岐点ですが目立った表示はありません。注意すれば右手の樹幹にプレートがありますが、古びた板は既に文字も消えていますのでテープを巻いておきました。
林道はさらに進みますが、ここで右折して目の前の沢を渡ります。沢には丸太が一本架けてありますが既に朽ちており、渡るのがためらわれました。思案しているとすぐ上に新しい丸太が架けられロープも張られていました。ありがたいことです。
○ 渡って幾分狭く山道らしくなった道を落ち葉を踏みながら進むと6分ほどで次の分岐点です。そのまま進むと前飯谷へと降る道です。とくに表示はありませんがテープが巻かれています。ただ注意すると小さい境界杭に高鉢山と書かれていました。ここにもテープを追加しておきました。
○ 実はここまでは緩やかな下り道でした。ここからは落ち葉の深い山道となります。19分ほど登り前方が明るく
なると峠で、反対からは国道186号、弥栄ダム側からの登路が登ってきています。
ここまでは分岐からの標高差が70m程度で楽に来れましたが、国道186号からはかなり登り甲斐があるようです。
○ ここから右手に高鉢山への登山路が始まりますが、ここにも明確な表示はありません。樹幹に山火事防止の表示板とテープがあり、また注意すると足下に白いプレートが落ちていましたが文字も消えています。
○ 峠から山頂までには3個所のザレ場を経ることになります。2分ほどで最初のザレ場です。展望は黒滝山の方向に開けますが、砂礫の多い風化花崗岩の岩肌は大変滑りやすくルートを確認しながら注意して登ります。登りきると低木の林に入りますが相変わらず滑りやすい道です。
○ 峠から20分あまりで2番目のザレ場です。ここは素晴らしい展望地で美和町の白滝山を正面に山口、島根の山並みが一望です。ここから5分で3番目のザレ場です。ここも一級の展望台で視線が高くなった分、羅漢山などさらに展望が開けます。進んで大きな一枚岩の上を林の中にはいると3番目のザレ場から10分ほど、峠から景観を楽しみながら高度差で100m、40分ほどで山頂です。
○ 二等三角点の山頂は平坦ですがさほど広くありませんし、プレート類も見られません。北側からも道が登ってきています。展望は北側から西側に樹間から三倉岳や傘山などが望める程度です。この時期には似合わず霞んでいますが、東は180度開け眼前に谷和権現山、茅野原無線塔、剣上山
、黒滝山の山並みを一望できます。
○ 登山時間は1時間30分程度を予定すればよいと思います。
広島里山紀行 記
正面奥を進入します。左側は剣上山の登山口 | 林道が合流。ここからも剣上山へ直登コースが |
広い林道が続きます | 林道を外れ沢を渡ります |
しばらく歩きやすい道が続きます | 前飯谷との分岐点、ここは右に進みます |
本格的な山道となります | 峠に到着です。直進は弥栄ダム方面への下山路 |
峠の右手へ登ります | 最初のザレ場です |
2番目のザレ場、大変滑りやすい | 展望の素晴らしい3番目のザレ場です |
2番目ザレ場から。中景に白滝山、大師山 | |
2番目ザレ場から傘山、谷和権現山、剣上山 | |
3番目のザレ場から。黒滝山が正面に | |
白滝山の奥に岩国弥山、柏木山の山並み | |
一枚岩を越えて | 山頂です |
山頂から北方向、傘山、茅野原無線塔などが望めます | |
山頂から東方向、正面に剣上山、湿地帯が見えています | |
下山に掛かります | 最上部のザレ場 |
振りかえると | 2番目のザレ場 |
峠からの下りです | スギゴケの群生 |
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下山しました | 谷和の集落です |
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