深入山
【山 名】 | 深入山 1153m |
【登 頂】 | H23.9.6 |
【場 所】 | 広島県安芸太田町 |
【アクセス】 | 戸河内IC→191号→松原交差点左折→191号線(あじさいロード)→正面(南)登山口 |
【 コース 】 | ○南登山口→林間ルート |
【情 報】 |
駐車場:広い駐車場があります トイレ:完備しています |
【メンバー】 | 単独 |
【過去記録】 |
【概 要】
○5月以来の乾燥注意報発令。秋到来を思わせる爽やかな天候で急遽、展望の山、深入山を目指します。深入山グリーンシャワー管理棟前の広い駐車場には同じ思いの数台の車が駐車していました。見上げる深入山は頂上まで草原状のなだらかな斜面が続きとても爽やかな風景です。
○登山口の大きな標柱を入ったところにはコナラなどの木が生えていますが、優しい山容に似ず早速急坂が始まります。登路は先日来の雨水が駆け下った痕跡が見られ、土がむき出しの道は大変滑りやすくなっていました。所々にあるクヌギや松の木の木陰で一息つきながら登ります。滑りやすい道を登ると草原の道となり視界も開けますが、今度は石混じりの道に変わり浮き石に注意を払いながら登ります。
○右手に大岩を見ながら進むと8合目出合でここは平坦地です。にわか鑑定士にはなかなか山野草が見つからずキョロキョロしてここまで40分ぐらいを要しました。東登山口からの登山道と合流しますが、東口登山道を少し戻ると風化穴のある平坦で眺望の良い百畳岩の大岩があります。
○合流点から10分で見晴らし岩です。眼下に管理棟や駐車場が望め、鳥になった気分?
また斜度を増した登路を10分で山頂の標柱が見えて山頂です。
○広い草原状の山頂は掛け値なしの360度の展望が開けますが、山頂北側に案内板が新設されていましたので山座同定に大変助かります。南西から北方向には西中国山地の代表的な十方山、恐羅漢山、砥石郷山、聖山、高岳、臥龍山、掛頭山、大佐山、天狗石山、安佐山などが望めます。大気が澄んでおり大江高山、三瓶山(男三瓶)などもはっきりと確認できました。
○下山は林間コースを下りますが目前に大海原が広がり、あたかも空中散歩しているかのような錯覚を覚えます。振り返ると出そろったススキの先に山頂が見えていました。吾妻山には及びませんがマツムシソウもチラホラ。マツムシソウはユーラシアにも分布するとか、そう言えばどことなくエキゾチックな雰囲気も。 9合目休憩小屋を左折して下りますが、シーズンには小屋前を直進する尾根道を下るとミツバツツジの群生が楽しめます。ススキの道を下ると右手が展望の八畳岩で聖湖から臥龍山までが目の前に広がります。この辺りから道幅は広いもののガレ石の歩きにくい道となり、先日来の雨で各所で水も流れています。
○西尾根休憩小屋の手前に水のみ場がありますが、塩ビのパイプが取り付けられており、冷たい水が勢いよく流れ出ていました。相変わらず歩きにくい道ですが、ミズナラやコナラのセラピーロードの美しい林を気持ち良く下ります。
○西尾根休憩小屋が見えると西登山口からのコースと合流します。振り仰ぐぎ頂上方面を眺めると深入山は本当に優しい表情をしています。この先で爽やかなコナラ林に入り樹林の道を進むとせせらぎの音が聞えてきます。小滝とキャンプサイトの側を通り過ぎると駐車場は目の前です。
広島里山紀行 記
南登山口、標柱の文字も薄れて | 早速、急登が始まり |
山頂部が望めるようになりました。実にたおやかな山容の山です | |
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先を急ぐハイカー、山頂はまだ遠い | 所々に見られる大岩 |
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ハバヤマボクチの多い山です | 百畳岩の脇を巻きます |
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八合目出合、山頂はもうすぐ | 見晴らし岩、鳥になった気分。眼下に管理棟が |
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急登の先に山頂 | |
南から西南方向。十方山、恐羅漢山などが。 パノラマスクロールはこちらへ | |
北方向。高岳、聖湖、臥龍山、掛頭山を | |
西方向。はるかに連なる山並み | |
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振り返るとススキに被われた山頂が | ススキの道 |
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八畳岩からの眺望。眼前に聖湖と臥龍山を | |
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展望の八畳岩 | 心地よい下山路 |
西登山口からの合流点。右手に西尾根休憩小屋 | |
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ミズナラやコナラのセラピーロード | 登山口から山頂を |
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