山 名 | 文珠山・嘉納山 |
標 高 | 662.7m 691m(三角点684.9m) |
場 所 | 山口県周防大島町 |
登 頂 | H25.3.16 |
アクセス | 国道186号→国道437→文珠山入口信号→県道106文珠公園線→林道文珠屋代線 |
コース | 林道駐車地→文珠山→駐車地→嘉納山→駐車地 |
メンバー | 同道二人 |
○ 峠から先ず文珠山に向かいますが、以前は身の丈よりも高いササの道だった記憶がありますが、軽トラの入る広い道に変わっていました。約300m歩くと四等三角点の山頂です。
○ 山頂は綺麗に刈り込まれたドーム状で山名の刻まれた石柱が立ちコンクリート造りの展望台が設置されています。おそらくこの展望台工事に伴って広い道が作られたのでしょう。展望台からは360度の大展望が得られ、目の前に大島大橋や大畠瀬戸の絶景が広がります。
少し霞んでいましたが、視界がよければ四国、九州も確認できるとパネルの案内図にありました。
○駐車地〜嘉納山
○ 一旦、林道まで戻り反対側の登山口から嘉納山へ向かいます。すぐ植林帯に入りますが5分ほどで長州征伐の時に騎兵隊により築かれた?土塁跡の案内板があります。ただ土塁らしき石組みと土盛り上げはすでに埋没しつつあるようです。
○ 土塁から10分ほどで嘉納山1.2kmの表示が現れます。ピークを巻く様な植林帯の中の道はアップダウンを繰り返して続きます。嘉納山1.2kmの表示から10分でベンチのある鞍部に至りました。ここには嘉納山0.8kmの表示があります。ここまでは終始植林帯の中の道で、途中に一カ所ほど視界が得られる岩があっただけでした。
○ ベンチから先は次第に雑木も現れて明るい雰囲気になり、鞍部から10分ほどで東側の展望もみられるようになります。あたりにはアオキが異様に多いのに気づきました。スギ植林帯の道を大きく右折し階段を上ると、明るい尾根に出てまもなく二等三角点「加納山」の石柱が道の右側にあらわれます。三角点から少し下りまた登り返すと3分で山頂です。
○ 嘉納山の山頂は砲台跡でその礎石が残り、町境杭が立っています。文珠山、嵩山、源明山の道しるべはあるものの、嘉納山の山頂標識は見当りませんでした。山頂は広くゆったりし振り返ると、文珠山の展望台が見えています。視界も広く開けていますが、あいにく霞んで島影も判然としませんでした。
○ 嘉納山から少し下ったところに工事中の嘉納山第二送信所の電波塔が建っています。この電波塔の手前に嵩山方面と源明山方面への分岐を示す標柱がありました。
展望を楽しんだ後は往路をたどり下山です。途中、展望の岩に立ち寄り50分ほどで林道に到着しました。
広島里山紀行 記
赤を行きました。黄は文殊堂、青は文殊堂への車道 | 林道文殊屋代線の終点。文珠山(赤)と嘉納山の分岐点 |
林道終点から赤の文珠山へは広い道が | 山頂直下です。右の道は文殊堂へもつながります |
山頂には立派な展望台が | 林道から約300mで山頂到着です。 |
展望台からは少し霞んでいますが、360度の景観が得られました。右端に微かに琴石山も パノラマスクロールはこちらへ | |
正面奥には、これから向かう嘉納山が霞んで | 山頂から下山します |
一旦、林道まで下って嘉納山に向かいます | 5分ほどで土塁の説明版が |
これが土塁跡? 埋没しつつあるようです | ベンチのある文珠山1.2km、嘉納山0.8km地点の鞍部 |
ようやく視界が得られました | 嘉納山への道は整備されていますが |
東方面に展望が | 上空も開けて明るい登路を |
道端に二等三角点が | 山頂直前、嘉納山の電波塔は隠れています |
山頂に到着です。嘉納山の表示はありません | 中央部には砲台跡と町境杭が |
視界がよければ四国まで見えるはずですが。下ると電波塔の脇に源明山と嵩山との分岐がありました。 | |
振り返ると文珠山の展望台が見えています。 | |
岡山県からの団体が下ると元の静けさに | 林道に向かって下山です |
しばらくは、明るい道を下ります | |
中間点のベンチまで戻ってきました | 中間点からは植林帯となります |
尾根縦走路ですが、適度なアップダウンがあります | 枝打ちをしないためか、奇妙な枝振りのヒノキ林 |
鞍部を登り返した所に展望の岩が | この植林帯を抜けると下山口は近い |
展望の岩からは西の方向に視界が得られました | |
林道に下山しました |