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山 名 | 日本ケ峰 白土山 |
標 高 | 573.5m |
場 所 | 東広島市河内町 |
登 頂 | H25.4.11(木) |
アクセス | JR西広島駅→JR広島駅→JR河内駅 |
コース | ○駅9:17→登山口10:08→滝10:39→展望地10:42→正反田池11:05→東屋コース入口11:08→三角点11:24 ○三角点11:34→展望所12:09→昼食12:15〜12:50→登山口13:03→駅13:36 |
メンバー | 美11名 |
○JR河内駅9:17〜登山口10:08
日本ケ峰は広島里山紀行にとってはリベンジの山行きでもあります。JR河内駅から432号線を約9分ほど西進し河内小学校の入口の前を過ぎると老人集会所があり、ここに「you愛sunこうち」の「白土山・滝・岩海ここより約1.8Km」の案内表示が架けられています。すぐ先にも同じ案内表示があり約200mあまり進むと滝の川に架かる橋があり、道が分岐しますので左手の道を進みます。
ここで「you愛sunこうち」事務局のNさんの親切な登山案内をいただくことができました。感謝感謝です。4年ほどかけて滝までの遊歩道を整備されたとのことでした。
お礼を述べ狭い舗装路を進むと15分で右手に旧民家跡地分岐を見送ります。舗装路はここまでで表示に従い進むと4分で登山口でした。
○登山口10:17〜展望地10:42
「白土山の滝・岩海」と書かれた大きな案内板と滝入口600mの表示があり、丁寧な作りの杖が置かれていました。案内板によると河内駅までは1.2km、岩海0.5km、滝入口0.6km、正反田池1.2km、日本ケ峰2.0kmとあります。また滝は標高280m付近、落差約20m、幅約3m。岩海は幅約100m、幅約50mとあります。
服装調整の後に出発です。整備されただけにイノシシの掘り返しがあるものの広く歩きやすい道です。ミツバツツジの咲く道を2分で滝350m、次いで左手に石切場の表示が現れ、四角に加工されたと思われる岩塊がみられます。滝入口250m表示を過ぎ、登山口から6分で岩海の表示で大小の岩塊が散在しています。岩海から4分で滝入口100mの表示、4分で「白滝山・滝・岩海200m」の表示です。
この地点で直進方向にも道らしき痕跡がみられますが、表示に従って大きく右折して下ります。道は狭い山道となり初めてロープが現れます。この後ロープは正反田池まで整備されています。4分で岩場となり「危険」の表示がある丸木橋、次いで湿潤した岩場ですが、時期によっては要注意箇所でしょう。側の木には「郵便の木」のプレートも見えます。
ここまでは山裾を巻く形ですが、ここを過ぎると岩の間を縫っての本格的な登りとなります。丸太橋から急斜面の岩場を5分ほど登ると滝の下に出ました。滝と云っても水量は少なく、とうとうと流れ落ちる滝のイメージからは、、、、、
滝の右手を登ると3分で一枚岩の滝上部にでました。ここは標高385mとされ、コース中で唯一の展望地で、一帯は切り開かれ絶好の休憩適地となっています。生憎の天候で視界はさほど良くありませんでしたが、正面の山は篁山竹林寺でしょうか。
○展望地10:48〜山頂11:24
展望を楽しんだ後は日本ケ峰に向かいます。この辺りから道はコースで最大の急登となります。急登の登山路はロープと小径木を頼りの登りですが、まだ荒れていないだけに足裏には心地の良い道です。展望地から13分ほどで木階段が現れて急登も終わり、傾斜もすっかりゆるみます。木階段から4分で上空が抜け正反田池の端に出ました。山の上には不似合いなほどの大きな池です。
池に出てから1分で「日本ケ峰生活環境保全林案内図」の大きな案内板があります。図では複数ルートが複雑に交錯していますが、登山中に出てくる南ルート、中央ルート、北ルートなどの記述が無いのが少し残念。
案内板の脇から南ルートが登っていますが、広い管理道を進んだ1分先の橋から東屋経由のルートを登りました。2分で左手に東屋がありますがシャッターが降りているようでした。2分で中央ルート・南ルート合流点、次いで2分で北ルート・中央ルートが合流し、初めて山頂へ350mの表示が現れました。一帯は公園化され木階段が設けられています。350m表示から10分の南北ルートが合流する地点(北ルート749m、南ルート880m表示あり)の道端に二等三角点が半ば埋もれ置かれています。
三角点には特に山頂を示す表示もありませんので、さらに南ルート方向に進んでみました。3分ほどの所に来た方向に向けて日本ケ峰140mの表示がありましたので折り引き返しました。この地点には散策循環ルート920mの案内もありました。
結局三角点が山頂と判断しましたが、公園化している割には山頂を示す標柱も私製プレート類も見あたりません。辺りは密集したマツの幼木に被われ眺望は全く得られず、遊歩道を除いては腰を下ろすスペースもありませんでした。植栽されたサクラもすでにマツ林に飲み込まれていました。
○日本ケ峰11:34〜JR河内駅13:36
展望のない山頂を後に下山です。下山路で樹間から山影が見えたのみでした。遊歩道を淡々と下り、今度は中央コースを下ると10分で登山口に出ました。ここにも立派な案内板が立っています。未舗装の管理道を5分ほど歩くと出発点の南ルート登山口に戻りました。
ランチタイムですが、それまで何とか持ち堪えていた空がにわかに雲行きが怪しくなり早々に樹林に待避です。下山路はロープが頼りとはいえ、なかなかの急降下を強いられます。12分ほどで展望所に着きましたが、ポツポツとする雨粒と冷たい風で絶好の休憩地も通過です。展望所からも岩の難所続きですがロープが大いに助かります。
「白滝山・滝・岩海200m」の地点まで戻ると嘘のように天候も回復し、ようやくランチタイムとなりました。格段に歩きやすくなったミツバツツジの咲く道を13分で登山口に下山しました。後は往路をのんびりとたどり30分あまりで河内駅に到着しました。
広島里山紀行 記
9:09 JR河内駅に到着 | 9:17 駅前から432号線で登山口へ |
9:28 集会所に白土山への案内表示があります | 9:49 橋の端。Nさんのガイダンスを受けて登山口へ |
10:04 舗装路はここまで | 10:08 登山口に到着です |
登山口には案内板のほかに杖が準備されていました | 10:17 服装調整の後、出発です |
思いのほか道は広く歩きやすい | 道はよく整備されています |
10:23 石切場の表示がでました | 加工したと思われるブロック状の岩塊が散在 |
10:23 すぐに滝入口250mの表示が出て | 10:23 岩海の案内があります |
木立越しに見えるのは篁山? | 次第に山道らしくなって |
10:30 滝へ200m表示、ここから道は狭くなります | 10:34 岩塊が現れてきました |
湿潤しています。時期によっては要注意 | 岩塊の間を縫っての登りが始まります |
思いのほかの急登です | 10:39 滝です。この時期はほとんど水量はありません |
10:42 滝の上部は展望地です | 10:48 展望地は切り開かれ絶好の休憩地 |