【概 要】 |
鈴が峰と鬼ヶ城山は広島市佐伯区と西区の境界にあり、標高は三角点の置かれる鈴が峰西峰が320.6m、鬼ヶ城山が282.4mで共に武田山から続く長大な広島南アルプスの西端に位置します。
鈴が峰の南麓には井口台団地が広がり、北麓には美鈴ヶ丘団地が控え、鬼ヶ城山も西側が美鈴が丘団地、東側には広島市街地が広がります。
展望は東峰の眺望がとくに素晴らしく正面南側に
江田島、
似の島、南東側に広島市街から絵下山や呉沿線の山々、南西側に五日市町市街地から
宮島、
経小屋山
などが望めます。西峰からは北側に五日市町八幡の町並みの先に
極楽寺山の稜線、阿弥陀山、
窓ケ山
、向山などが展望できます。
鬼ヶ城山の直下には八畳岩や小八畳岩と呼ばれるテーブル岩があり鈴が峰とは異なる視点からの展望が楽しめます。とくに小八畳岩は広島市中心部の絶好の展望台です。
両山とも大規模な団地造成により身近な里山となり、市民憩いの山となって登山道も四通八達しています。205mの小ピークを含んで鈴が峰から鬼ヶ城山への登山路は地元の人たちにより良く整備され、尾根を結ぶ適度なアップダウンを繰り返す道は、近郊の里山でありながら充実した山歩きが楽しめます。
今回は美鈴が丘西登山口から登り205mピーク、西峰、東峰を経て一旦道行地蔵登山口に下り、鬼ヶ城山登山口からから鬼ヶ城山に登って美鈴が丘5丁目登山口に下山しました。