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山 名 | 神の倉山 |
標 高 | 561.5m |
場 所 | 広島市安佐北区 |
登 頂 | H27.10.7(火) |
アクセス | JR西広島駅7:33→JR広島駅7:53→JR芸備線井原市駅9:11 JR井原市駅13:44 |
コース | ○JR井原市駅9:22→登山口9:37→尾神峠・大歳神社10:29→山頂11:0 ○山頂12:03→フライト場12:23−12:27→鍋谷城趾13:04−13:10→車道下山13:28 |
メンバー | 美12名 |
○登山口9:37〜山頂11:08
登山口から草の茂る陰気な道を登ると3分ほどで先ほどの林道に出ます。この先、登山道はこの林道をショートカットするかたちで3回ほど林道と合流します。2度目の合流点に「左方向すぐに北田城址」との表示があります。
登山口から15分ほどで分岐ですが、右手に廃田の石垣が見え左が谷となっています。案内表示が無く分かり難い分岐点ですが、右手頭上に植物名を記した札が見えます。分岐を下ると小沢で対岸にはコースで唯一の木階段が登っています。すぐに林道に出て、続いて次の林道合流でショートカットコースは終わりです。
この地点から薄暗い植林帯を登ると10分で「神之水」とある小沢を渡ります。さらに15分で前方が明るくなると尾神峠で右手に大歳神社の祠
があります。
尾神峠
(420m)は三叉路で左にカタクリの向原方向への下山路が延び、前方からは野光谷からの舗装車道が合流します。尾神峠から右手に舗装路を進みますが、案内図や生け垣など見られ既に公園領域であることが分かります。すぐ大きなモニュメントのある宇宙広場で、その後も巨石の並ぶ一本松、三本松などの広場が続きます。尾神峠から25分ほどで赤く塗られた桜橋を渡り遊歩道に入りました。桜橋から10分で再び車道に出ると神之倉神社への分岐ですがそのまま直進するとすぐ山頂です。登山口からは途中休憩を含めて1時間30分ほどでした。
○山頂12:03〜フライト場12:23
山頂には「神之倉山頂」と刻まれた巨岩の碑が立っていますが三角点はまだ100mほど先です。碑の右手が石岩展望台で切れ落ちた岩の上からは井原の集落を眼下に、はるかには中国山地の山並みが広がっています。
下山は反対方向に進みます。碑からすぐ先の分岐を左にとると山頂から3分で藤ケ丘広場で、取り残されたような石組の上に登ると三等三角点が置かれていました。
分岐に戻り緩やかに下り登り返すと10分ほどで平和台展望台
(ハンググライダーやパラグライダーフライト場(510m))です。芝の張られたフライト場は遮るものも無く前面に荒谷山、白木山など、背後にカンノキ山、鷹の巣山の素晴らしい展望が得られます。
○フライト場12:27〜登山口(下山)13:28
フライト場の左端が下山口で「鍋谷城趾コース、下り足元に注意」と書かれているように途端に急な下りが始まります。7分ほどで鞍部(444mあべが峠?)に降りますがすでに地図上の峠道は見あたりません。
心地よい尾根の道を4分ほど登り返すと牛の首(486m)と思われるピークです。ピークから少し下って右に急旋回し樹林の中の急な斜面を下ります。掘切と書かれた表示を過ぎると新旧の案内のある分岐で、直進方向が鍋谷城趾、来た方向に神之倉山公園、右折して下る道に井原駅とあります。牛の首から23分ほどでした。
直進して2分で鍋谷城趾
(317m)です。最初は第一郭の二段で登るとひな壇状に郭が並んでいました。分岐に戻り堅堀の表示を過ぎて5分で舗装林道に出ました。出たところには「鍋谷城趾登山口 神の倉山公園入口」と「井原市駅」の表示があり、表示に従い下山しますが植林帯の中の道は踏み跡もはっきりしません。7分で山頂まで2.5kmの表示、次いで1分で表示のある涼堂への分岐です。馬場跡とされる植林帯と竹林を抜けると3分で細いコンクリート道で、ここにも倒れた「鍋谷城趾 神の倉山公園」の表示がありました。さらに1分で林道に出て石垣に「鍋谷城趾 神の倉山公園入口」です。フライト場下山口からちょうど1時間でした。
ここからは右手に道なりに下って三篠川沿いの土手道を進みハンググライダー着陸地を経て高瀬橋に出ました。橋を渡り県道37号を北上し井原市駅を目指します。
広島里山紀行記