山 名 | 大野権現山 |
標 高 | 699.5m |
場 所 | 廿日市市大野町 |
登 頂 | H27.11.11 |
アクセス | ○JR五日市駅→JR大野浦駅→大野自然観察の森 ○広電上峠バス停→JR宮内串戸駅 |
コース | ○駐車場9:05→9:30北岸広場9:35→登山口9:40→10.03尾根分岐10.05→権現山10:32 ○権現山10:56→尾根分岐11:15→佐伯町分岐11:20→おむすび岩11:43 ○おむすび岩12:32→12:53十字路分岐13:01→配水池13:20→バス停13:43 |
メンバー | 美6名 |
過去記録 | H25.11.12 H24.11.15 |
○大野権現山(10:56)〜おむすび岩(11:43)
山頂広場の巨岩から北側には先週登った西大峯山、大峯山、そして阿弥陀山、東郷山、野貝原山などから広島湾、南側に広島市街にかけての展望が得られました。
展望を楽しんだ後は往路をたどりおむすび岩に向かいます。下山口の道の真ん中にある三角点を越えるとすぐ急な下りで、黄葉の秋もなかなか楽しむ余裕もありません。
山頂から20分でおおの自然観察の森への鞍部分岐に着きましたが、ここからおむすび岩まで1.0kmの距離です。登り返して歩きやすくなった尾根道を進むと5分で鞍部分岐
で、「佐伯町」の標柱があり左に良い道が下っています。この先は地籍図根三角点のある小ピークまで結構な登りが続きます。展望は全くありませんが落ち葉を踏んで淡々と登ると佐伯町分岐から6分ほどで土留めのような木階段が現れます。軽くアップダウンを繰り返すと地籍図根三角点で、三角点からまた急な下りとなります。
佐伯町分岐から20分足らずで権現1.8km、おむすび岩0.4kmの標柱を見送り、さらに8分ほどで烏帽子岩山・船倉山の分岐
があり左に今回の下山路が下っています。分岐を直進すると2分でおむすび岩に到着しました。
(権現山から50分足らずでした)
○おむすび岩(12:32)〜上峠(13:43)
おむすび岩に到着すると突然のように展望が開けます。北側は視界が遮られるものの東方向には烏帽子岩山から船倉山に続く山並み、その先に広島湾、南方向には宮島と大野瀬戸、西側には経小屋山から三倉岳そして大野権現山が迫ります。さらに目を凝らすと島々の奥に四国と思われる山並みが横一線に広がっていました。
下山は上峠として烏帽子岩山・船倉山の表示のある分岐点
まで戻りますが、下山口からは標高500mの鞍部まで標高差160mを一気に下ることになります。ただ鞍部まではコース随一の色彩ルートで、短い秋を彩る燃えんばかりの黄葉と紅葉の混在する色彩ルートはまさに秋模様の競演です。
山頂から14分ほどで大岩の裾を巻きますが、平らな大岩からは正面に野貝原山、右に烏帽子岩山が見えています。大岩から相変わらずの急坂を10分下ると十字路の鞍部
に着きました。
(おむすび岩から約20分でした)
鞍部は分岐点で案内表示があり直進の急登は「烏帽子岩山、船倉山」、右に下る道は「自然観察センター」、来た方向は「おむすび岩」、左に下る道は「佐伯、上峠」とあります。 小休止の後、上峠への道を下りますが南側の遊歩道とは異なり相変わらずの自然路です。
下るにつれ沢源流部となり湿潤した道は足元をとられそうで、倒木も放置されたままです。やがて明瞭になった小沢を左下に見て下り、次いで徒渉し今度は沢を右にします。そして死屍累々とした倒木帯を抜けると鞍部から13分で右手に砂防堰堤が現れ、次いで未舗装林道に出ました。この砂防堰堤左手から林道出会一帯は伐採が行われており、昨年に比べて随分明るい雰囲気に変わっていました。この先は傾斜も緩み歩きやすくなった林道を進むと、下山口の水道タンク
(南部簡易水道上峠第一調整池)に到着しました。
(おむすび岩からは約50分でした)
下山口からは集落の中を上峠バス停
まで13分ほど歩きますが、ちょうどバスの時間でした。
広島里山紀行 記
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