山 名 | 岳浦山 大向山 |
標 高 | 490.7m 235.3m |
場 所 | 呉市倉橋町 |
登 頂 | H28.1.11 |
アクセス | 広島市から国道2号→国道31号→呉市から国道487号→県道35号→県道283号→重生林道 |
コース | 登山口11:13→3合地11:39−11:41→大向山12:09→300m地点大岩12:23 ゆっくりペースです |
メンバー | 同道二人 |
○登山口までのアクセス
音戸バイパスから県道35号で倉橋町に向かい、倉橋町に入り標識に従い右折して県道283号で大向(おおこう)方面に向かいます。海に手が届くような海沿いの道を進み須川と西宇土(にしうど)の漁港を過ぎると道は登りにかかります。「西宇土・大向」の表示と石碑のある城岸鼻(じょうげしばな)を過ぎるとすぐコンクリート舗装路が分岐しますがこれは別荘地への進入路ですから無視します。約200m進むと右手に登山口につながる重生林道が分岐します。傍らには平成28年2月29日まで工事中との案内がありました。
なお公共交通機関の便は余り良くありませんが、倉橋地区生活バスの大影バス停から林道入口までは約1.3kmほどの距離です。
○登山口11:13〜大向山12:09
林道入口から舗装路を2分ほど歩くと登山口で、前方に不法投棄禁止の表示板があり右手にテープが巻かれています。取り付くと「登山口」の表示が樹幹に付けられていました。
取り付きは悪いのですがすぐ整備された道に変わります。ほとんど直登の道を15分ほどで右に「この先、ギャラリー2合地」の案内と岩が見えます。なおこの案内は以降も3合地、4合地など展望地ごとに現れてきます。また赤テープも多く安心して歩けました。
2合地の岩を巻くと海側が開かれ柱島が目の前に見えています。ここから進むと元の道に合流してすぐ尾根に出ます。すぐ3合地の表示で柱島から大黒神島方面が望めます。この辺りはマサ土の道に岩とマツを配した庭園のような景観で、やや霞んでいますが多島美の瀬戸内の風景が広がります。
3合地のすぐ上にヤブに飲み込まれた石造りの建造物跡がありました。これは防空高角砲台と聴音探照所の遺構とのことで大向山三角点(235.3m)までの間に点在しています。
この遺構から少し先の石組みの間を抜けるとシダや樹林の道となり展望が無くなりますが、3合地から20分で4合地の表示が現れます。4合地からは一段と高い位置からの展望が広がり、鹿島から柱島、大黒上島などが望めます。
さらに進み城門のような石組みを抜けると4合地から7分で前方が明るくなり大向山の山頂ですが、山頂を示す表示類は見あたりません。おおよそ頂上らしい雰囲気の感じられない登山道脇に四等三角点が置かれていました。
○大向山12:09〜6合地大岩12:23
大向山を過ぎると僅かに展望が得られ大向の漁港が見えています。山頂から5分で5合地の表示で登ると前方が開けます。左手に「岩場コース」の表示があり良い道が延び奇岩が見えていますがここは直進しました。この先の展望地からは西宇土の港も見えています。
5合地展望地から3分で左から岩場コースが合流します。この先は樹林の中ですが8分で6合地の表示があり前方が開けて大岩が現れました。登山路は大岩の左手を登っています。
大岩にはロープが架かっていますので登ってみました。逆光ですが南方向に開けて倉橋島から鹿島、横島、柱島や大黒神島そして愛媛県の島々が見えます。桂浜や火山は間の峰によって、また江田島方向は樹木が邪魔していずれも見えませんが、その代わりに北風は遮られて日溜まりとなっています。
○6合地大岩13:21〜登山口15:12
上方には381mピークから山頂方面が望めますが、時刻も頃なので昼食後は下山としました。出会った3人組パーティーの話では大岩までの下山所要時間は40分ほどとのことでした。下山は往路を下ります。気持ちの良い3合地で少し長めのコーヒータイムとしまし後、再び2合地に寄り道して登山口に下山しました。