山 名 | 森山 横浜公園 |
標 高 | 152m 51.8m |
場 所 | 広島県安芸郡坂町 |
登 頂 | 2023.2.1 |
アクセス | JR西広島駅→JR坂駅 |
コース | ○10:06JR坂駅→10:34登山口→11:13森山 ○11:22森山→11:59横浜公園 ○13:01横浜公園→13:15登山口→13:37JR坂駅 |
メンバー | 美・山の会11名 |
過去記録 | H 29.4.5 H20.2.4 |
森山(152m)と横浜公園(51.8m)は広島県安芸郡坂町の西側に突き出た岬に位置する里山です。
この内、森山は三等三角点が置かれ山頂は公園化されています。展望は良好で目前の金輪島とその後方の似島、宮島そして左手(南)の江田島や右手(北)の広島市街地などと瀬戸の景観を満喫できます。
横浜公園は森山の南西になり超低山ながら四等三角点が置かれています。サクラやウメなどが植樹され、展望台からは正面に黄金山や広島市街地、右に森山、左に金輪島などが
広がる広島湾を一望できる公園として親しまれています。
今回はJR坂駅を起点に平成ヶ浜側の登山口から森山に登り、広島呉道路に架かる横断橋を渡って横浜公園に至り坂横浜側の登山口に下山するコースでした。
○森山遊歩道入口10:34〜森山11:13
JR坂駅で下車し北口広場側に出て横断橋を渡ります。前方に鉄塔のある森山を見て横断橋を渡り、坂町の平成ヶ浜地区を抜けて20分で登山口に到着しました。登山口には「森山遊歩道入口」の標柱と坂町遊歩道マップなどが置かれた「遊歩道マップポスト」が立っています。
森山遊歩道入口から早速急な登りが始まりました。前回は荒れていた遊歩道も整備後なのか大変歩きやすい道となっていました。常緑樹主体の視界の無い急坂の道を6分ほどで電波塔の脇を通過します。さらに10分で赤く塗られた送電鉄塔に着きました。
小休止の後、鉄塔を出発し5分で「←平成ケ浜・森山→」とある導標に出会いました。森山方向には等高線に沿う形で水平道が延びています。薄暗い樹林帯の中の道を進むとやがて竹林に変わりました。
導標から7分で「←森山山頂」の導標です。一登りすると「←平成ケ浜・森山山頂→」の導標がある山頂部に出ました。
○森山11:22〜横浜公園11:59
南北に長い台地状の山頂部を2分ほど進むと三等三角点(152m)の標石がある山頂広場に到着しました。広場は公園化されて展望東屋やベンチ、バイオトイレなどが整備されています。
展望東屋からは左手にはベイサイドビーチや江田島の古鷹山、クマン岳、能美島の宇根山、砲台山、正面に金輪島、似島、宮島、経小屋山、右手には広島市街地と美しい瀬戸の景観が一望できます。
展望を楽しんだ後は横浜公園に向かい下山します。南側に2分ほど下ると分岐で、「←横浜(坂駅方面)・鯛尾(横浜公園方面)→」の導標がありました。
横浜公園方面下りますがこちら側は木階段となっていました。良く整備された樹林中の道は急速に高度を下げていき、10分ほどで畑が現れると樹林を抜けました。
山頂から15分足らずで広島呉道路の上方に出ると「←森山遊歩道入口」導標がありました。フェンス沿いに右手に進むとすぐコンクリート階段が下っています。自動車道に架かる横断橋を渡ると「←森山遊歩道入口」と「←JR坂駅・横浜公園→」の導標そして「遊歩道マップポスト」がありました。
自動車道の坂料金所をみて6分で鯛尾地区に出ました。左折すると循環バスの鯛尾バス停(1時間1本の便数)で、バス停からすぐの所に「横浜公園→」の案内がありました。右折して3分で民家の角に「←横浜公園」の導標や駐車場案内、公園案内図がありました。
この案内からすぐ公園入口です。右手に駐車場を見て階段を上り、道なりに8分ほど進むと東屋のある自由広場に到着しました。その西側が四等三角点(51.8m)のある一段高い展望広場となります。広場の展望台からは広島湾が見渡せ、正面に造船所のある金輪島、その右手に広島市街地や黄金山、森山と展望が広がっています。
○横浜公園13:01〜登山口13:15
公園からは見晴らし広場の休憩所に寄り道し坂横浜に向けて下山しました。道脇の陸軍省石柱を過ぎると舗装路となり、漁師町らしい家屋と家屋の間の狭い路地を下っていきます。
公園から15分ほどで出た所は横浜西2丁目で擁壁に「←横浜公園」のプレートがありました。すぐ先の横浜西一丁目バス停を過ぎ、横浜の町中を抜け20分余りでJR坂駅に帰着しました。
広島里山紀行記