山    名   休山 
標  高 497m 
場  所 広島県呉市 
登  頂 2023.2.8 
アクセス ○五日市8:15→西広島駅8:24→広島→呉9:31(広行き)
○JR呉駅前バス停9:45→宮原一丁目バス停9:56 
コース ○9:59宮原一丁目バス停→10:03-10:11登山口→11:48山頂
○12:45山頂→14:04宮原五丁目バス停 
メンバー 美・山の会14名 
過去記録 R1.12.18  H22.2.23 

 

 広島県呉市の休山(497m)は三津峰山(380.4m)、日佐護山(419m)、尾島山(316.7m)などと共に一つの山塊を形成し、呉市「九嶺の山」の中の一山とされています。別にこれらの連山を総称して「休山」と言う場合もあります。休山には三角点はありませんが三津峰山は二等三角点、尾島山には三等三角点が置かれています。
 主尾根は林道が縦断しています。このため登山道は寸断され山歩きの楽しみは損なわれますが、展望東屋からの眺望はそれを補って余りがあります。東屋からは呉市街や灰ヶ峰、野呂山などの山々そして蒲刈島、江田島、倉橋島などが浮かぶ瀬戸内海の多島美を堪能できます。
 登山口は呉市の宮原、警固屋、阿賀などにあり公共交通機関の利用に便利です。今回は宮原1丁目の登山口から登って宮原5丁目の登山口に下山しました。

○宮原1丁目バス停9:59〜山頂11:48
 JR呉駅前のバス停から宮原経由の鍋桟橋行きバスに乗車し宮原一丁目バス停で下車しました。バス停傍に「←瀬戸内海国立公園 休山 (山頂まで近道)」の案内があり細い道が上っています。住宅地の狭い道を4分ほど上った駐車場の所に同じ「←瀬戸内海国立公園 休山 (山頂まで近道)」の案内がありました。ここが実質の登山口 と云えます。
 すぐ階段ですがほどなくし住宅地が終わると地道に変わりました。墓所に出てさらに5分で148mのコブに着きました。視界が開けて灰が峰や呉港など良好な展望が得られました。この先しばらくは畑作地の中、穏やかに登る支尾根歩きです。
 前方に山頂を見ると畑作地も終わり急な登りの道となりました。落ち葉を敷き詰めた道は時に緩むことがあるものの急登が続きます。墓所から25分足らずで鉄塔 に出ました。鉄塔からは灰が峰方面を望めました。さらに4分で2番目の鉄塔です。ここには「瀬戸内海国立公園 宮原1丁目バス停〜休山山頂」の案内がありました。
 鉄塔からも急登が続きますが3分もすると岩が現れてきました。2番目の鉄塔から30分余りで電柱に出会いました。この先も急登ですが電柱から3分で灰が峰方面を望めました。
 最後の岩を越えると電柱から7分で電波塔施設 に出ました。ここには「←瀬戸内海国立公園 宮原1丁目バス停〜休山山頂」や「←宮原1丁目」の案内プレートがあります。電波塔施設から4分で山頂部に到着しました。

○山頂12:45〜下山口13:20       
 山頂まで林道が通じており広い駐車場もあります。奥に電波塔を見ながら進むと傘形東屋と「瀬戸内海国立公園 休山 海抜497.4m」の石碑がありました。碑の脇には「九嶺−7 休山」のプレートがあり、「呉市の九嶺」として休山など9の山名が書かれています。
 進むと電波塔施設と広い展望東屋 がありました。東屋からは一部は電波塔施設に邪魔されますが呉港と市街地や灰ヶ峰、野呂山など呉市の山々そして安芸灘に浮かぶ下蒲刈島、江田島など瀬戸内海の素晴らしい多島美を望めます。条件が良ければ四国の山並みも見ることができると云います。
 下山は宮原5丁目の登山口として展望東屋から音戸方面へ南西向きに縦走路をたどります。下山口には「←遊歩道(音戸方面)」、「←音戸方面 日佐護山、高烏山」の案内があります。小径木の中、石段主体の道を4分ほど下ると林道に出ました。出た所には来た方向に「←休山」のプレートが掛かっていました。
 意外に広い舗装林道を音戸方面へ2分ほど下ると、大きな句碑があり林道は大きくカーブします。ここに「←音戸方面 日佐護山、高烏山」と「←遊歩道 音戸方面」のプレートがあり道が下っています。この道も階段が見られ落ち葉の積もる中を9分で再び林道に合流しました
 出た所には来た方向に「←休山」のプレートが掛かり、林道脇に古びたハイキングコース案内絵図と「←休山1.1KM」、「宮原5丁・音戸7.1KM」の導標が立っています。向かい側は広場となって駐車スペースとトイレがあります。ここは梅の木峠、日佐護山方面の縦走路の入口で広場奥の休憩所から階段が上っています。
 今回は宮原5丁目に下るため舗装林道を直接下りました。展望はほとんどありませんが一カ所呉湾から広島市街地を望むことができました。10分ほどで日佐護山、音戸大橋方面と宮原5丁目への舗装林道の分岐 に到着しました。「←休山山頂」や「←宮原5丁目3.2KM・音戸の瀬戸6.4KM→」の案内があります。宮原方向へ下りますが舗装路は工事中のようでした。

下山口13:205〜宮原5丁目バス停14:04
 分岐から5分下ったカーブ地点のガードレールの切れ目が宮原ルート下山口 です。とくに案内類はありませんが傍らに錆びた「健康保安林」の看板が立っています。下山口からは良い道を下りますが、深い谷を左にした落ち葉を踏んでの道は急な下りです。
 6分ほどで古い砂防堤の脇を下ります。気がつけば木階段も設けられていました。砂防堤から7分で道はコンクリート舗装となりましたが大小の岩石が散乱しています。緩んできた道を下り左前方に墓所が見えてくると舗装道に出ました。
 出た所には「休山(山頂近道)」の大きな案内板があり、室瀬方面からの舗装道が来ています。向かいの舗装された細道に入ります。神原川を左下に見て8分ほどで神原の最終民家横に出ました。向かいは駐車場となっています。とくに案内表示類はありませんが「川をよごさないで!!」の啓発看板や左手に神原公園 があります。
 ここからは住宅地の中を下ることになります。前回は神原公園の前を通りましたが今回は啓発看板の前から下りました。前方に呉湾を見ながら狭い住宅地の道を下り8分で車道に出ました。出た所のすぐ先が宮原5丁目の登山口 で「瀬戸内海国立公園 休山登山口」の木柱と「国立公園休山登山口」の絵図があります。
 車道からバス停に向けて海側に下ります。3分ほどの正圓寺前を下り2分で宮原5丁目の信号に出ました。左折するとすぐ宮原5丁目バス停です。
。                                   広島里山紀行記


 

      


  

   

   
   呉駅前バス停で乗車です   9:59 宮原一丁目バス停で下車しました





   

      
  10:03-10:11 実質の登山口となります       10:11 すぐ階段が 

   

   
  10:20 耕作地の中、穏やかな道を    休山の山頂が見えています 

          
         視界が開けて呉港などの展望が得られました 

      





   
     落ち葉を敷き詰めた道が始まりました   山頂までこの急登が続きます

   

   
  10:51 最初の鉄塔を潜ります    鉄塔では視界が得られて灰が峰が望めます

   

   
  10:55 次の鉄塔に到着。 初めて案内が    鉄塔を過ぎると岩が現れてきました

   
 
  11:44 電波塔施設の所に出ました   


  

   

   
  11:48 山頂に到着です    三角点は置かれていませんが石碑がありました

   

   
  山頂には電波塔施設と東屋が   東屋は広い展望台となっています 

         
        呉港と市街地や灰ヶ峰、野呂山など呉市の山々も

      
     安芸灘に浮かぶ下蒲刈島、江田島など瀬戸内海の素晴らしい多島美が広がります

              
  





   

      
  12:45 山頂から音戸方面へ向けて下山します          小径木の中、遊歩道を 

   

   
  12:49 林道に合流しました    12:51 歌碑の先に遊歩道が





   

      
  12:51 遊歩道の下山口から      落ち葉の積もる階段が 

   

   
  13:00-13:05 再び林道に合流です    ここに出ました 

   

   
  途中、呉湾の背後に広島市街地が望めました   13:15 宮原5丁目と音戸方面の分岐に着きました 

   

   
  宮原方向へ下ります     13:20 宮原への下山口には健康保安林の看板が 

     

      
     深い谷を左にした道は急な下りです       コンクリート舗装となりました 

   

   
  市営神原墓地が見えてきて   13:38-13:41 室瀬からの舗装道に出ました

   

   
  格段に良くなった道を神原に向けて   13:49-13:51 神原の最終民家脇に出ました 

   

   
  造船所のクレーンを前に住宅地の狭い道を    13:59 宮原5丁目の登山口に下山です 

   

   
   14:14 宮原5丁目のバス停から乗車です    呉駅に帰着しました 
   
   
   
   
   

 
 
 
         
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