【山 名】 大土山
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【標 高】 318m |
【場 所】 安芸高田市向原 |
【登頂日 】 H18,4,7 |
【アクセス】
県道37号向原交差点→豊栄方面→大土山憩いの森標識左折 |
【 コース
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○ 登山口→木階段→高天原鞍部→救世観音の鳥居→土塁先端部→779ピーク→植林地→
コル手前(最終地点)
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【情 報】 ◆駐車場:キャンプ場に十分。その他堤付近にもある。
◆
トイレ:キャンプ場 |
【メンバー】 |
【概 要 】
○ 大土山憩いの森5km標識を左折し林道に入る。論山堤手前から舗装路がやや悪く離合も困難になるが、堤を
過ぎると改善される。4km程行くと憩いの森キャンプ場
につく。東屋やトイレ、水場(水道が出るか未確認)がある。
○ キャンプファイヤサークルの脇に登山案内板と登山口標識があり、良く整備された道が真っ直ぐ延びている。道
の右手はヒノキ植林帯(向原町)、左手は雑木と松の混合林(甲田町)である。程なく木階段が始まる。このあたりは
王子製紙社有林となっている。
階段の終わり左手に倒壊寸前の東屋がある。少し進むと分岐点があるが左に進む。地図上は左右とも表記され
ているが、右はほとんど消滅しかかっている(平成14年12月23日報告ではヤブこぎに近いようである)。
進むと急に明るくなり峠に出る。
○ 峠は倒木の伐採と赤土のむき出した工事半ばで放置したような林道で殺伐としている。林道の先端はロープで遮
断してある。左手には伐採後の表土流出によるのだろうか、赤土の表土がむき出しの斜面の上に高天原の真新しい
木の鳥居が見える。右手には異様に立派な鳥居があるが社は倒壊したらしく、砕石の撒かれた広場には救世観音
が一体。
救世観音の鳥居からは大土山の無線中継塔が見えここを過ぎると、波板で囲ったトイレがある。
その脇に大土山登山道の標識がある。また不似合いな水道蛇口があるが、ここがガイドブックにある大反田に向か
う涸れた水場だろうか(平成17年4月2日の報告では消滅しかかっているとある)?
○ ここから土塁が始まるが、遊歩道のように非常に歩きやすい。少し進むとまた標識があるが、ここの左手に道らし
きものが分岐しているが、あるいここが大反田への道か?。何れにしても、分県広島の山、続広島の山歩きなどの
ガイドブック記載の道は使用されていない。
穏やかに登る土塁道の左は雑木林、右は植林帯が続く。鳥居から30分で779mピークに至るがここには
三角点
があり、日本中央分水嶺の手書き札とオリエンテーリング標識がある。
○ ピークは三叉路で福富町側からの道も合流する。登山標識に従い左折する。ここからは土塁は細くなり、道は土
塁の縁に沿って歩くことになる。道そのものは落ち葉で不明瞭だが、土塁を外さなければよい。また平成16年の台
風による倒木とアセビの幼木でしばしば迂回することになる。直下のコルまではアセビの樹林であるが、なぜか花は
付いていない。
○ 779ピークからは緩やかに下るが、途中伐採しヒノキ植樹地がある。ここは真新しい鹿よけ防護ネットに囲まれ東
に開けている(下山時に鳥居手前で土塁を鹿が横断して走り去った)。
ネットの縁に沿い次の小ピークに進む。小ピークを下るとコルに至るが、前方の木立越しに大土山の無線中継塔が
見える。本日は出足が遅く時間切れとなりここで登頂を中止。
○ 復路は高天原に寄る。赤土の急斜面を登ると砕石の撒かれた688ピークに至り、鳥居には大岩座と額が掛けられ
ている。多数の岩石があり、それぞれ神名が表示してあるが最も大きい岩は天照大神となっている。
ここは倒木伐採のためほぼ全方向に展望が開ける。ここから30分で登山口に至る。
広島里山紀行 記
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