【山 名】 | 吾妻山 |
【標 高】 | 1238.8m |
【場 所】 | 広島県庄原市比和町 島根県仁多郡奥出雲町 |
【登 頂】 | H24.5.19(土) |
【アクセス 】 | 庄原IC→432号→森脇→久泉原→国民休暇村 |
【情 報】 |
駐車場:国民休暇村 トイレ: 国民休暇村 旧ドルフィンバレースキー場経由の林道は閉鎖されています。久泉原経由で。 |
【メンバー】 | 同道二人 |
【過去記録】 | H22,9,18 |
【概 要】
吾妻山と云えば百名山の方が思い浮かびますが、広島と島根の県境に位置するこの山は山名が古事記のイザナギノミコト・イザナミノミコト伝説に由来するといわれ、その意味では存在感を感じさせます。
20日ほど前の吉田毛無山はまだ芽吹きでしたが、池の原から見上げる吾妻山はもうすっかり若葉の季節です。山頂を挟んで東西の麓に広がる広島県側の「池の原」と島根県側の「大膳原(だいぜんばら)」の草原は花好きの人達には堪らない山野草の宝庫ですが、そろそろ初夏の装いに向かおうかという山は端境期でしょうか、花の種類は限定的でした。それでも各所に見られる可憐な花々には心癒やされます。
中国山地の真っ直中の山頂からは360度の眺望で比婆山連山の烏帽子山、御陵、立烏帽子山、池の段から福田頭、琴引山、大万木山、高野毛無山、猿政山、鯛の巣山、船通山など馴染みの山々が並び、なかなか姿を見せない大山や宍道湖も今回は望めました。
山頂標柱の北側は地割れして足下注意の札が立っていました。何れ崩落は免れないことと思われます。その目の前の矢筈山の山肌も大きく崩落して赤い地肌を見せています。何れも昨年の豪雨の影響でしょう。
吾妻山の山開きは毎年6月第1日曜日に開催されるようです。そのせいでもないでしょうが好天にもかかわらず登山者の数は思ったより少ないように感じました。もっとも思い立つのが遅く午後からの単調な往復登山と云うこともありましたが。
*旧ドルフィンバレースキー場経由の林道が水害で閉鎖されていることを失念し思わぬ時間を浪費しました。林道の入口に「これより先 2.5km 路肩崩壊 通行止」の表示ありましたが、新しく開かれた「比婆山古道登山口」までは進入できるようです。いざなみ工房のところから久泉原に入りましたが、林道までは拡張工事も行われ走りやすくなっていました。しかし進入路が一本になった分、交通量の増加が心配です。
広島里山紀行 記
国民休暇村の建物の横が登山口 | |
池の原からの山頂 | 実質の登山口、休暇村と山頂の中間点になります |
小天狗から休暇村方向を望む
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