【概 要】
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ＪＲ入野駅から国道４３２号線の信号を渡り、団地グリューネン入野への道を上がる。必要以上 に広い歩道
を登り広い交差点に出る。交差点付近には、郷土史研究会の「竹林寺登山道１．６ｋｍ」 や観光協会の「竹林寺
ハイキングコース」の標識が設置されている。渡った先に林産物販売セン ターと駐車場があり、精米所、乾燥シ
イタケの自動販売機、篁水と名付けられた水汲み場がある。 【 ここまで駅から２０分】
竹林寺へは林産物販売センターの右手の舗装路を進む。５分ほど進むと「天平のみち」と書かれ
た大きい石柱の
建つ篁山荘 の中に入る。ここにも駐車スペースがある。 道はここから土道に変わるものの道幅は広い。５分ほど
で小野篁の生母の八千代像や梵 字岩に達する。道はやがて狭くなり進むこと１０分余りで姫路滝に着く。東屋もあり
小休止に適す る。滝そのものはごくありふれたものだ。
ここから道は岩の階段状の完全な山道になり、ジグザグ
と進む。尾根に上がると再び歩き易い道になり道が平坦
になると右手に松ヶ嶽城跡に下る道が分
岐する。【東屋から４０分】
ここからすぐ先にの手に仁王門があり阿吽の像が置かれ、前方から狭い舗装林道
が登ってきている。右手からは
正面参道が上って来ている。仁王門の石段を上ると竹林寺境内
で左右に池があり、中央に屋根つきの八千代橋があ
る。
平安末期の開山と云われる建物は解体修理されたと云われる本堂はともかく、他の建物は倒壊寸
前とも思る。
引き返し鐘つき堂に向かい池のほとりから土坂道を上がると数分で鐘つき堂であ る。展望は南側に少し開けて、
広島空港の誘導灯の赤い橋脚が見え、その先には竹原方向に朝日山
、瀬戸内の 海と島並が望める。鐘つき堂の横の
階段を登るとすぐ大きな阿弥陀仏像がある。その左手の先 の雑木林の木に数枚の記念プレートがあり一応山頂とする
ただ標高５３５ｍの三角点は見つから ない。
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下山はＪＲ河内駅に向うとし、仁王門下の左手の舗装林道に入る。少し進むと小野篁生誕の地の碑が建っ
ており、ここから「竹林寺登山線（駐車場）１ｋｍ」の標識に従い右折して広い登山道を
下る。林道の直進はこの
駐車場につながるはずだが、「展望台」の標識もあるので少し進んでみる が、駐車可能な広いスペースからの展望
はごく狭い展望しか得られない。
登山道は広い道で落ち葉に 覆われ登り比べてはるかに快適に進める。進むと階段道となり駐車場が見えてくる。
ここは舗装路 が交差しており、狭い道は旧林道で、広い道は空港方面への道である。交差点には広い駐車場があり
水洗トイレがある。【山頂からここまで２５分】
下山路は駐車場横の右側の細い舗装の旧林道を下る。新しい車道の下を潜り、谷川を右に見て進むと駐車場から
１５分余りで竹林寺と河内駅の中間地の標識があり、共に３ｋｍとある。堰堤を右
にみて進み道が左に急カーブす
る個所から近道になる地道に入る。中間地から５分だがこの個所に は特に標識やテープの類は無い。分岐から１０
分で狭い舗装路に合流する。この分岐には「ちくり んじ」と刻まれた古い石柱がある（河内側から登るときには右
手の悪い道を進むことになるのだが 分かりにくいだろう）。
地蔵堂の脇を通り、民家の右手に下る。この個所には「竹林寺ハイキング
コース５．５ｋｍ」の分かりやすい標
識がある。ここから３分で沼田川の橋を渡り国道４３２号に 合流し、右折して国道に沿って三原方面に進み、もう
一度左折してＪＲのガードをくぐり、右折し て河内駅である。【国道合流から８分】
広島里山紀行 記 |
