山 名 | 極楽寺山 |
標 高 | 693m |
場 所 | 広島市佐伯区・廿日市市 |
登 頂 | R2.1.11 |
アクセス | ○JR五日市駅→JR廿日市駅 ○広電山陽女子学園前→JR五日市駅 |
コース | 平良コース→佐方コース ○JR廿日市駅8:59→平良旧道登山口9:18→四等三角点11:14→極楽寺11:45 ○極楽寺12:40→佐方コース分岐13:27→佐方コース登山口13:58→広電山陽女子学園前電停 |
メンバー | 美12名 |
過去記録 | H30.10.3 H30.6.22 H26.12.3 H23.9.27 |
○四等三角点11:15〜極楽寺11:45
標高518.4mの四等三角点でその先には二基のベンチが置かれ格好の休憩地となっています。
三角点からは今までの登路が嘘のような穏やかな道がしばらく続きます。中国自然歩道の「←平良・極楽寺→」導標を過ぎ「国立公園極楽寺山」の案内を見る頃から少し登りとなりました。
三十丁石を過ぎて三角点から10分の所に「←原・極楽寺→」と「極楽寺あと20分→」の導標があり原コースが合流します。
導標を過ぎると613mピークを巻く緩やかなトラバース道となりモミの巨木が植生する自然林へと変わっていきます。
原コース合流点から7分ほど大岩の上に安置された大日如来像の前を通過しました。
石仏から6分で中国自然歩道の「←キャンプ場・広島市植物公園→」と「憩いの森」の導標があり、極楽寺へは「お寺(極楽寺)→」と手書きで追加されていました。
広島市植物公園方向に進むとすぐ先に「←五日市市街2.7KM・いこいのもり0.18KM→・極楽寺0.15KM↓」の導標があります。前方からは帰路に利用した佐方・屋代コースが合流しています。
合流点からは仁王門が見え三十六丁石が立ち石段が登っています。新広島四国八拾八箇所第七番霊場と安藝西国第四番霊場の札の掛かる門をくぐると右折して極楽寺への石段が始まります。
自然石の石段は距離、斜度、段差とも結構あり最後の苦行となります。登り切ると高野山真言宗別格本山極楽寺と三十七丁石の石柱が立ち正面には極楽寺の本堂が見えています。三角点からは約30分でした。
標高661mの極楽寺境内の右手前に文字の消えかけた「極楽寺山頂」の案内板と鐘楼がありその先には展望東屋が立っています。
東屋からは南側の眼下に五日市港その先に瀬戸の海が広がり似島、江田島、能美島、大黒神島、宮島の東端などが望めます。季節外れの強風注意報発令で欠航していた宮島航路も再開したらしくフェリーも見えていました。
○極楽寺12:40〜佐方コース分岐13:27
下山は佐方コースとして仁王門下まで引き返し左折して中国自然歩道へ向かいました。
「←五日市市街2.7KM・いこいのもり0.18KM→・極楽寺0.15KM↓」の導標から佐方・屋代コースへ下ると早速階段が始まります。この先は平良コ−スと異なり階段や柵などよく整備されてします。
仁王門からモミの大木が見られる階段道を6分程下ると平成11年集中豪雨による崩落地跡の急な擬木階段が現れました。階段からは右手が少し開けて廿日市の木材港や宮島が望めます。
3分ほどで左手に第六管区海上保安本部反射板、その右下には東屋が設置されており登り時には格好の休憩地となります。この先は展望の無い中、急な石階段や木階段を下ることになります。
仁王門から30分ほどで前方に小沢が見えて急な木階段を下りますがここには「1000M」の石柱が立っています(屋代コース登山口には極楽寺までの距離を示す「1800M」の石柱があります)。
対岸に渡り登り返すと道は穏やかになり中国自然歩道の標識を見送ると13分で佐方コースと屋代コースの分岐です。
○佐方コース分岐13:27〜広電山陽女子学園前電停14:30
分岐にはとくに案内表示はありません。左の道を採ると10分ほどで屋代コース登山口となります。
右手の佐方コースを2分ほど進むと一体の石仏があり、「廿日市佐方(バイパスへ)→」のプレートがありました。また左から屋代コースからの道が合流しています。すぐ先には「右廿日市・左五日市道、昭和十年三月」と書かれてた石柱が立っていますが左は廃道のようでした。
分岐から4分で涸れ沢を渡ると杉と雑木林の混在林に入り落ち葉を敷き詰めた心地の良い道が続きます。
間もなく舗装された広い道になり涸れ沢から10分で前方が開けて山陽自動車道が見えてきました。右下へ丸太を敷き詰めた急なショートカットの道が下っていますがパスして道なりに下りました。
屋代・佐方コース分岐から17分での自動車道の佐方橋です。橋上からは下り方向に宮島また振り返ると極楽寺山の山頂部も見えていました。
再び落ち葉の山道に入り5分ほどで右手に中電の16番鉄塔を見送ります。途中で赤い実を付けた見事なタマミズキを遠目に鑑賞できました。竹林が現れ里が近いことを実感すると道は大きく右にカーブし電波塔の脇を抜けると登山口の舗装路に出ました。
佐方コースの登山口にはほぼ文字が消えかけた「極楽寺登山口・入口→」の大きな案内板がありました。
登山口から左に下り10分ほど歩くと西広島バイパス手前の側道に出ました。右に進みバイパス佐方第2号トンネルに向かいます(左は佐方パーキングエリアです)。トンネル前には登山口への案内板がありました。
トンネルをくぐり佐方の町中を18分ほど歩いて広電山陽女子学園前電停に到着しました。
広島里山紀行記
8:59 JR廿日市駅 | 9:13 バイパス平良第2号トンネルをくぐります |
トンネルからすぐ右折して側道へ | 9:18-924 平良旧道コース登山口からスタートです |
石仏の前を通過して | 四丁の石柱。 登山道は信仰の道 |
9:40 平良コース(下平良から)と合流 | 時折現れる掘切で高度を稼ぎます |
9:59-10:09 鉄塔に到着 | 10:10 山陽自動車道極楽寺橋を渡ります |
鉄塔で初めて展望が得られました。 廿日市大橋の先に似島、能美島そして呉市の山々も | |
橋からは目の先に宮島が見えてます | 左から宮島SAコースが合流しました |
10:16 展望地に寄り道。 眼下には宮島SAも | 穏やかな尾根道が続きます |
10:34 最初のベンチがありました | 10:37 二十丁石。「極楽寺あと60分→」の案内が |
二十二丁石のある掘切を過ぎると | 10:49 二番目のベンチです |
10:54 二十四丁石と「極楽寺あと40分」の案内 | 穏やかな道も岩道の急登に変わりました |
参道らしく自然石の階段も | 11:02 手無し地蔵の祠がありました |
11:03-11:06 祠の上は展望地です | 展望地から岩の多くなった道を |
展望地は南が開けて眼下に五日市市街そして似島などが浮かぶ瀬戸内の景観が広がります | |
11:14 三角点に出でました | 標高518.4mの四等三角点 |
11:15 三角点にはベンチも。しばらく穏やかな道に | 三十丁石を過ぎると再び急な道に |
11:24 「極楽寺あと20分→」の導標。原コース合流 | 11:32 大日如来像の前を通過 |
11:39 キャンプ場分岐を植物公園方向へ | |
11:40 三十六丁石を仁王門へ | 階段のの先に仁王門が |
仁王門から石階段が始まります | 極楽寺へ地獄の階段を |
11:45 三十七丁石の立つ極楽寺に到着です | 高野山真言宗別格本山極楽寺 |
鐘楼の先には展望東屋が立っています | |
瀬戸の海が広がり似島、江田島、能美島、大黒神島、宮島の東端などが望めます | |
12:44 仁王門下から屋代・佐方コースで下山します | |
すぐ階段が始まりました | 中国自然歩道として良く整備されています |
崩落地跡の急な擬木階段が現れました | 階段からは見納めの廿日市木材港や宮島が |
12:54 海上保安本部反射板の下には東屋が | 急な石階段や木階段を下ります |
13:14 階段を下り小沢を渡ると穏やかな道に | 13:27 屋代コースを分けて佐方コースへ |
13:29 佐方コースの案内です。右手に石仏が | 13:31 涸れた小沢を渡ります |
杉と雑木林の混在林の心地好い道です | 13:41 フェンスが現れ自動車道が見えてきました |
12:44 佐方橋を渡ります。宮島がみえています | 再び落ち葉の山道に |
タマミズキ | |
13:58 電波塔の脇を抜けると登山口に出ました | 極楽寺登山口・入口の案内板があります |
14:10 佐方第2号トンネルを抜けます | 14:29 山陽女子学園前電停に到着しました |